トレードへの向かい方

　マーケットはジェットコースターのような展開が続いています。こうした状況のときは、経済指標や金融政策など普段は市場変動要因となっているものが、ほぼ一切無視されてしまう状況になります。では、こうした状況において、我々はトレードにどう向き合えばいいのでしょうか？

　まず、ボラティリティが高いので、損益が普段より大きくぶれてしまいます。そうなると、どうしても精神的に影響を受けるので、取引金額を通常時より小さくしておく。

　また、トランプ米大統領が新たな措置を公表したときのように何か材料が出てきたときに、短時間で一気に動いてしまうので、ポジションを取らないでいて、何か新しい材料が出たときに一気にその流れに乗り、短時間でポジションをクローズするやり方をしてみる。

　更には、アメリカが夜中のときは、新しい材料が出てくる可能性はかなり低いので、特に東京時間の夕方ぐらいから翌日朝までの相場に気を付ける。

　最後は、株価の動きに為替市場は連動して動いているので、株価の動きを注視しながら取引をする。

　こうした点に気を付けておくとよいと思います。