2024年11月28日
ドル円、3日続落
・ドル円は3日続落。7−9月期の米国内総生産(GDP)改定値は市場予想通りの結果となったものの、同時に発表された個人消費やコアPCE、10月米耐久財受注額が予想を下回ると全般ドル売りが先行した。ただ、その後発表の10月米個人消費支出(PCE)や個人所得が予想を上回ると買い戻しが入り、151.80円付近まで下げ渋る場面があった。なお、米連邦準備理事会(FRB)が金融政策を判断するうえで重視しているPCE価格指数(デフレーター)や変動が激しい食品とエネルギーを除くコアデフレーターは市場予想と一致した。
もっとも、月末が近づく中、ロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに絡んだドル売りのフローが観測されると再び弱含んだ。米7年債入札後に米長期金利が低下幅を拡大したことも相場の重しとなり、一時150.46円と10月21日以来の安値を更新した。200日移動平均線が位置する152.00円を下抜けたことでテクニカル的にも売りが出やすかった。
・ユーロドルは反発。シュナーベル欧州中央銀行(ECB)専務理事が過度な利下げに慎重な姿勢を示したことから、ECBの大幅利下げ観測が後退。NY市場に入ってもユーロ買い・ドル売りが出た。米長期金利の低下に伴うドル売りや、ロンドン・フィキシングに絡んだドル売りが観測されると一時1.0588ドルと日通し高値を更新した。明日28日の米感謝祭の祝日を前にポジション調整目的のドル売りも出たようだ。
・ユーロ円は続落。欧州市場では一時159.10円と10月2日以来の安値を付けたものの、NY市場では下げ渋る展開に。ユーロドルの上昇につれた買いが入ると、160.06円付近まで下げ幅を縮める場面があった。
もっとも、月末が近づく中、ロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに絡んだドル売りのフローが観測されると再び弱含んだ。米7年債入札後に米長期金利が低下幅を拡大したことも相場の重しとなり、一時150.46円と10月21日以来の安値を更新した。200日移動平均線が位置する152.00円を下抜けたことでテクニカル的にも売りが出やすかった。
・ユーロドルは反発。シュナーベル欧州中央銀行(ECB)専務理事が過度な利下げに慎重な姿勢を示したことから、ECBの大幅利下げ観測が後退。NY市場に入ってもユーロ買い・ドル売りが出た。米長期金利の低下に伴うドル売りや、ロンドン・フィキシングに絡んだドル売りが観測されると一時1.0588ドルと日通し高値を更新した。明日28日の米感謝祭の祝日を前にポジション調整目的のドル売りも出たようだ。
・ユーロ円は続落。欧州市場では一時159.10円と10月2日以来の安値を付けたものの、NY市場では下げ渋る展開に。ユーロドルの上昇につれた買いが入ると、160.06円付近まで下げ幅を縮める場面があった。
FX 新時代のトレード戦略
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