ドル円、レンジのなかで押し目買い

　マーケットのポジション状況ですが、IMMの直近のデータではドル円はややロングに傾き、ユーロドルはほぼポジションがなくなっています。ポジション調整からの動きもさほど期待できそうもありません。
　
　当面は現在のようなレンジ相場が続く可能性はかなり高いと言わざるを得ません。これからの1週間もレンジを意識した回転の効いたトレードをするか、或いは、あまり動かないことを前提にメキシコペソ円のようなスワップが大きくとれる通貨ペアを買っておくかの選択だと思います。

　個人的には、レンジのなかで、ドル買い先行のトレードを心がけていますので、基本戦略はドルの押し目買いです。ドル円は153円台から154円台前半は買いゾーンと考え、その中で押し目買い。また、ユーロドルは1.06ドル台での戻り売り（ドル買い）を現時点では続けていく方針です。