ドル円、反発

・ドル円は反発。ナイト・セッションの日経平均先物が100円高まで上げたことを受けて、投資家のリスク志向改善を見越した買いが先行。時間外の米10年債利回りが上昇したことも相場の支えとなり、目先のストップロスを巻き込んで2時前には一時114.856円まで値を上げた。その後は米7年債入札後に米長期金利が低下に転じことで114.20円台まで上値を切り下げる場面も見られたが、総じて底堅く推移した。

・ユーロドルは反落。米長期金利の上昇を受けて全般にドル高が進んだ流れに沿った。ユーロカナダドルなど一部ユーロクロスが下落したことにつれた売りも進み、1時30分過ぎには1.06576ドルまで下押しした。売りが一巡すると米長期金利が低下に転じたことに伴って一時1.07ドル台を回復したが、引けにかけては再び安値圏まで押し戻された。

・ユーロ円は反発。株高を受けて21時過ぎに122.667円まで上げたものの、その後はユーロドルの下落につれて122.00円付近まで上値を切り下げた。もっとも、ユーロドルの下落が一服すると122円台前半で神経質な展開となった。

（ＧＩ24から引用）