2009年05月08日
ECBはカバーボンド買い入れ
ユーロドルは上昇。一時1.3471ドルと4月6日以来の高値水準を付けた。トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁は7日、政策金利を1.00%に引き下げた後の定例会見で、
600億ドル規模のユーロ建てカバードボンドの買い入れを発表した。発表直後は一時売りが優勢となったが、これまでにECB高官から非標準的政策を発表する旨の発言が相次ぎ、ある程度織り込んでいたこともあって、売り一巡後は材料出尽くしとして買い戻しが強まった。政策金利に関しては1.00%が下限では
ないとしたものの、当面は1.00%で据え置かれるとの見方が市場に広まったことも買い戻しを誘ったようだ。
ただ、米国株相場が軟調に推移したため利益確定の売りが出たほか、米10年債利回りが急上昇したこともユーロドルの重しとなり上げ幅を縮小して取引を終えた。
ユーロ円は3営業日ぶりに反発。ユーロドルと同様にユーロ建てカバードボンドの買い入れ発表後に買いが強まった。米国株が高く寄り付いたことも支えとなり133.58円まで上げた。ただ、米国株が下げに転じると円買い・ユーロ売りが入り伸び悩んだ。
ドル円は反発。7日の欧州市場で、時間外の米株価指数先物の上昇を背景にクロス円が買われたため、ドル円も買われた流れを引き継いだ。対ユーロでドル買い が強まった場面では99.80円まで上げた。新規失業保険申請件数が予想よりも強い内容となったことも支えとなった。もっとも、現物の米国株が下落したこ とやクロス円が売られたことが重しとなり上値を切り下げて引けた。
(GI24から引用)
ただ、米国株相場が軟調に推移したため利益確定の売りが出たほか、米10年債利回りが急上昇したこともユーロドルの重しとなり上げ幅を縮小して取引を終えた。
ユーロ円は3営業日ぶりに反発。ユーロドルと同様にユーロ建てカバードボンドの買い入れ発表後に買いが強まった。米国株が高く寄り付いたことも支えとなり133.58円まで上げた。ただ、米国株が下げに転じると円買い・ユーロ売りが入り伸び悩んだ。
ドル円は反発。7日の欧州市場で、時間外の米株価指数先物の上昇を背景にクロス円が買われたため、ドル円も買われた流れを引き継いだ。対ユーロでドル買い が強まった場面では99.80円まで上げた。新規失業保険申請件数が予想よりも強い内容となったことも支えとなった。もっとも、現物の米国株が下落したこ とやクロス円が売られたことが重しとなり上値を切り下げて引けた。
(GI24から引用)

マット今井(今井雅人)が直接コメント欄に返信する事はございません。
書き込みはブログ本文でのみ行います。
→公式サイト「勝利の方程式」はこちら(メルマガも配信中!)
★Twitter → http://twitter.com/imai_masato
コメント一覧
1. Posted by murachan 2009年05月08日 19:53
カバードボンド自体は、『トリシエ』さんが発言されたように履行できれば良いとは思いますが、ここ何週間かアメリカ経済の指標に対して、(あんまり信用できないですが)好感できても・・・以前から不自然でしたがユーロ、ポンドが、そんなに関係ないのに、あんなに上げますかね?とても不思議です。私個人から見て、クロス円の過剰反応が見て取れます。まぁ、いつものことですしね、今のご時世ですと、上げても今後直近の高値は、ユーロ円138円くらいのことはと、思っているのでまぁ、あいも変わらず(馬鹿みたいに)ユーロショートで入っているので余計思うのでしょうけど・・・(それ以上は作戦変更ですね、私自身ショートでもやりくりしながらなんとか生き残ってます)なんか、ヨーロッパ勢の指標が決して良いものではないのに完全に無視ですね…どこかでぶちこわす気がします。あっ希望なのか、てへへ・・・それも、欧州自体かアメリカによっての気がしますが・・・ところで、ストレルテストですが、(カンニング許容の試験みたいな感じでしたね)アメリカの経済のソフトランディングの一つのステップとしても、その前に、アメリカ以上にごまかしている欧州の国が、ギブアップしたらどうするのでしょう?