2025年06月17日

ドル円、続伸

・ドル円は続伸。「イランはイスラエルとの戦闘緩和にオープン」との一部報道が伝わると、原油先物価格が下落し、米国株相場が一段と上昇。全般ドル売りが加速した。23時30分過ぎには一時143.65円と日通し安値を更新した。
 ただ、ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに絡んだドル買いのフローが入ると持ち直した。中東の地政学リスクへの警戒が根強い中、「イランはイスラエルへの大規模攻撃を準備」「イスラエルは再びイランを攻撃」との報道もドル買いを促し、5時前には144.88円と日通し高値を更新した。米20年債入札後に米長期金利が上昇したことも相場の支援材料。

・ユーロドルは小反発。6月米ニューヨーク連銀製造業景気指数が▲16.0と予想の▲6.0を下回るとユーロ買い・ドル売りが先行。「イランは敵対行為を緩和するための協議をイスラエルと米国に求めている」との一部報道をきっかけに、足もとで進んでいた「株安・原油高・ドル高」を巻き戻す動きが優勢になると、前週末の高値1.1614ドルを上抜けて一時1.1615ドルまで値を上げた。
 ただ、ロンドン・フィキシングに絡んだドル買いのフローが観測されると上値が重くなった。米長期金利の上昇に伴うドル買いも入り、5時過ぎには1.1555ドル付近まで下押しした。

・ユーロ円は8日続伸。20時過ぎに一時166.68円付近まで下押ししたものの、そのあとはドル円の持ち直しにつれた買いが入り、一時167.46円と昨年7月以来の高値を付けた。
 ユーロ円以外のクロス円も上昇が目立った。ポンド円は一時196.69円、豪ドル円は94.55円、NZドル円は87.78円、カナダドル円は106.74円、南アフリカランド円は8.13円まで値を上げた。



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2025年06月14日

ドル円、3日ぶり反発

・ドル円は3日ぶりに反発。イスラエルとイランの軍事衝突が激化し、世界経済に悪影響を及ぼすとの懸念が高まる中、投資家が運用リスクを回避する姿勢を強め、流動性が高いドルを買う動きが優勢となった。22時30分過ぎに一時144.48円と日通し高値を付けた。
 ただ、前日の高値144.57円が目先レジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。「イランはイスラエル領に向けて報復とみられるミサイルの一斉発射を行った」と伝わったほか、イランの最高指導者ハメネイ師が「戦争を始めたのはイスラエル、無傷では終わらせない」と表明すると、ダウ平均が一時880ドル超下落。リスク・オフの円買いも入り、4時前には143.85円付近まで下押しした。

・ユーロドルは5日ぶりに反落。中東情勢の緊迫を背景に「有事のドル買い」が先行すると、20時前に一時1.1489ドルと日通し安値を付けたものの、前日の安値1.1485ドルが目先サポートとして意識されると下げ渋った。欧州中央銀行(ECB)による利下げ局面が終わりに近づいているとの見方が強まる中、押し目買いなども入りやすく、0時30分過ぎには1.1569ドル付近まで下値を切り上げた。
 なお、23時発表の6月米ミシガン大学消費者態度指数速報値は60.5と予想の53.6を上回った一方、1年先の期待インフレ率は5.1%と予想の6.4%を大幅に下回った。5−10年先は4.1%と市場予想に一致した。市場では「この日は中東情勢に投資家の関心が向いており、相場はあまり反応しなかった」との声が聞かれた。

・ユーロ円は小幅ながら7日続伸。1時前に一時166.59円と日通し高値を付けたものの、前日に付けた昨年7月以来の高値166.74円がレジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。米国株相場の下落も相場の重しとなり、3時30分過ぎには165.99円付近まで下押しした。



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2025年06月13日

ドル円はレンジ相場が続きそう、メキシコペソ円も興味

 米中両政府はロンドンで貿易に関する閣僚級協議を開催しましたが、そこで、中国はレアアースの輸出規制、アメリカは輸出規制をそれぞれ緩和する見通しとなりました。しかし、どうやらこれも期間限定のようです。
 
 このような感じですので、まだまだトランプ相場に付き合わなければならなそうだという認識を強めています。相場のアップダウンはまだ何度も起きそうです。戦略としては、以前からお話している通り、短期でニュースに乗っていく方法が一番有効だと考えて実践しています。

 ただ、それとは別に、レンジの動きが続くという前提で、メキシコペソ円のようなスワップがとれる通貨ペアを買っておくことも有効なのかもしれないと考えていることを付け加えておきます。今後1週間のドル円相場は142−146円程度のレンジを想定しておきます。




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ドル円、続落

・ドル円は続落。前日の5月米消費者物価指数(CPI)に続き、本日の5月米卸売物価指数(PPI)が予想より弱い内容だったことが分かると全般ドル売りが先行。前週分の米新規失業保険申請件数が予想よりも弱い内容だったことも相場の重しとなり、21時30分過ぎに一時143.19円と日通し安値を付けた。
 ただ、売り一巡後は下げ渋る展開に。安く始まった米国株相場が持ち直したことなどが相場を下支えし、143.90円付近まで下げ幅を縮めた。
 なお、米関税政策への警戒が再び高まったほか、中東での地政学リスクが懸念されてダウ平均は一時250ドル超下落したものの、売り一巡後は買い戻しが優勢となり上げに転じた。

・ユーロドルは4日続伸。欧州中央銀行(ECB)による利下げ局面が終わりに近づいているとの見方が強まる中、この日もユーロ買いが先行。前日の米CPIと本日の米PPIの結果を踏まえ、「米国の物価上昇圧力は市場の警戒ほど高まっていない」との見方が広がると全般ドル売りが活発化した。21時30分過ぎには一時1.1631ドルと2021年10月以来の高値を更新した。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時97.60と22年3月以来の低水準を付けた。
 ただ、買い一巡後は伸び悩む展開に。1.16ドル台では戻り売りなどが出やすかったほか、米長期金利の低下が一服したことが相場の重しとなった。2時30分前には1.1564ドル付近まで下押しした。

・ユーロ円は小幅ながら6日続伸。ユーロドルの上昇につれた買いが先行すると一時166.74円と昨年7月以来の高値を付けたものの、ユーロドルの伸び悩むとユーロ円にも売りが出て166.12円付近まで下押しした。



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2025年06月12日

ドル円、反落

・ドル円は反落。トランプ米大統領が自身のSNSに「習近平中国国家主席と私が最終承認すれば中国との合意は完了」「中国からレアアース(希土類)が前倒しで供給される」と投稿すると、米中貿易摩擦の緩和期待から円売り・ドル買いが先行。21時過ぎに一時145.46円と日通し高値を更新した。
 ただ、米労働省が発表した5月米消費者物価指数(CPI)が前月比0.1%/前年比2.4%と前月比で予想を下回り、エネルギーと食品を除くコア指数が前月比0.1%/前年比2.8%と予想よりも弱い内容だったことが分かると一転円買い・ドル売りが優勢に。21時30分過ぎに144.33円と日通し安値を更新した。
 そのあとは145.18円付近まで下げ渋る場面もあったが、買い戻し一巡後は再び上値が重くなった。「米政府は中東地域との緊張が高まる中、兵士の扶養家族の自主的な退去を許可した」「中国のレアアース輸出規制緩和は6カ月の期間限定」との一部報道を受けて、米国株相場が失速したことも相場の重し。3時過ぎには144.33円付近まで押し戻された。

・ユーロドルは3日続伸。欧州中央銀行(ECB)による利下げ局面が終わりに近づいているとの見方が強まる中、5月米CPIが予想より弱い内容となったことが分かるとユーロ買い・ドル売りが優勢となった。3時過ぎには一時1.1500ドルと4月22日以来の高値を更新した。

・ユーロ円は5日続伸。ECBの利下げ観測が足もとで後退する中、ユーロドルの上昇につれた買いが入った。23時過ぎには一時166.42円と昨年10月31日以来の高値を付けた。ただ、ドル円の下落につれた売りが出ると伸び悩んだ。



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2025年06月10日

ドル円、3日ぶり反落

・ドル円は3日ぶりに反落。米長期金利の指標となる米10年債利回りが4.51%台まで上昇すると円売り・ドル買いが先行。22時30分前に一時144.77円付近まで値を上げた。
 ただ、アジア時間に付けた日通し高値144.95円が目先レジスタンスとして意識されると上値が重くなった。NY連銀が公表した5月消費者調査で、1年先の期待インフレ率が3.2%と前月の3.6%から低下し、3年・5年先の期待インフレ率も前回から低下したことが分かると米10年債利回りが4.46%台まで低下。相場の重しとなった。
 そのあとはロンドンで開催されている米中貿易協議の成り行きを見極めたいとの思惑から、徐々に値動きが鈍った。なお、米中両政府は貿易協議を10日も継続する見通し。

・ユーロドルは反発。米長期金利の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いが先行すると、22時30分前に一時1.1387ドルと日通し安値を付けたものの、前週末の安値1.1372ドルが目先サポートとして意識されると買い戻しが優勢に。米長期金利が低下に転じたことも相場を下支えし、1.1431ドル付近まで持ち直した。
 なお、ベッセント米財務長官は「米中交渉、良い話し合いができた」と述べたほか、ラトニック米商務長官は「米中で実りある協議ができた」などと話した。また、トランプ米大統領は「中国との協議は継続中。近く協議に加わる予定」と発言した。

・ユーロ円は小幅ながら3日続伸。19時30分過ぎに一時164.55円と本日安値を付けたものの、前週末の安値164.15円が目先サポートとして意識されると買い戻しが進んだ。4時前には165.21円付近まで持ち直した。



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