2026年05月12日

ドル円、反発

・ドル円は反発。米国とイランの戦闘終結へ向けた協議に進展がみられず、中東情勢の不透明感が根強いことからドル買いが入りやすい地合いとなった。低調な米3年債入札を受けて米長期金利の指標となる10年債利回りが4.41%台まで上昇したことも相場の支援材料となり、5時過ぎに一時157.27円と日通し高値を更新した。市場では「現在の円安・ドル高は、主に日米の根本的なファンダメンタルズの差に起因している」との声も聞かれた。

・ユーロドルは小反落。米国とイランの交渉で進展がみられない中、週明け早朝取引で一時1.1744ドルまで下落した反動で、欧米市場ではショートカバーが優勢となった。23時前には1.1788ドル付近まで値を戻した。
 ただ、早朝取引で付けた日通し高値1.1795ドルを上抜けることは出来なかった。原油高を背景にユーロ売り・ドル買いも出やすかった。

・ユーロ円は3日続伸。ドル円の上昇につれた買いが入ると一時185.26円と本日高値を付けた。市場では「原油高を背景に日本の貿易収支の悪化を意識した円売りが出やすい」との指摘があった。
 ユーロ円以外のクロス円も上昇が目立った。ポンド円は一時214.42円、豪ドル円は114.00円、NZドル円は93.76円、カナダドル円は115.08円、スイスフラン円は202.14円、メキシコペソ円は9.15円まで値を上げた。




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2026年05月09日

ユーロドル、反発

・ユーロドルは反発。米労働省が発表した4月米雇用統計では非農業部門雇用者数が11.5万人増と予想の6.2万人増を上回り、失業率が4.3%と市場予想通りの結果となった。市場では「米労働市場の底堅さを示す内容だった」との声が聞かれた。
 ただ、米長期金利の指標とされる米10年債利回りが4.34%台まで低下したことから、為替市場では全般ドル売りが優勢に。取引終了間際には一時1.1788ドルと日通し高値を付けた。6日の高値1.1797ドルが目先レジスタンスとして意識されると伸び悩む場面もあったが、下押しは1.1767ドル付近にとどまった。

・ドル円は反落。7日にホルムズ海峡付近で米国とイランによる交戦があったと伝わったものの、トランプ米大統領は「報復は軽い一撃だ」と述べ、「停戦は続いている」と強調。また、イランメディアは「交戦後に状況は正常に戻っている」と報じた。WTI原油先物価格が1バレル=93ドル台後半まで下落すると、為替市場ではドル売りが優勢となった。4月米雇用統計は予想より強い内容となったものの、米長期金利が低下したことから、その後もドル売りは継続。22時30分過ぎに一時156.44円と日通し安値を付けた。
 ただ、一目均衡表雲の下限156.28円や前日の安値156.02円がサポートとして働くと下げ渋った。

・カナダドルは下落。カナダ統計局が発表した4月カナダ雇用統計で、新規雇用者数が1.77万人減と予想の1.50万人増に反して減少したうえ、失業率が6.9%と予想の6.7%より弱い内容となったことを受けた。米ドルカナダドルは一時1.3710カナダドル、ユーロカナダドルは1.6150カナダドル、カナダドル円は114.17円までカナダドル安に振れた。

・ユーロ円は続伸。ドル円の下げ渋りやユーロドルの上昇につれた買いが入ると、取引終了間際に一時184.73円と日通し高値を付けた。日米株価指数の上昇も相場の支援材料。




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2026年05月08日

ドル円、介入で一旦は小休止も依然として円売り中心

 4月30日から6日にかけて、ドル売り円買い介入が実施されました。短期的にはドルの需給に多少の影響を与えます。プラス、更なる介入への警戒感も当然広がっているので、円相場はいったん小休止ということになると考えています。しかし、一定時間が経過して、マーケットがこのドル売りを消化した後には、再び円安の流れとなると予想しています。トレードは依然として円売り中心でやっていきます。

 次に、今後の注目点について考えてみます。11日にベッセント米財務長官が来日する予定。主なテーマは、当然イラク情勢についてとその影響についてだとは思います。ただ、財務省が為替介入をした後なので、円相場についても議論になるでしょう。ベッセント米財務長官の発言には注意をしておきたいです。

 また、14、15日には、トランプ米大統領が中国を訪問する予定になっています。中国はイランとの経済的関係が非常に濃く、アメリカとの武力紛争の仲裁役として期待されています。この訪中の前後でイランとの戦争終結交渉が進展する可能性があります。まあ、半分は願望でもありますが、期待してみておきます。



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ドル円、反発

・ドル円は反発。米国とイランの戦闘終結が近いとの期待から、WTI原油先物価格が1バレル=89.85ドル前後まで下落すると、為替市場では「有事のドル買い」を巻き戻す動きが先行。米10年債利回りが4.31%台まで低下したこともドル売りを促し、一時156.17円付近まで下押しした。
 ただ、本日安値の156.02円が目先サポートとして働くと買い戻しが優勢に。米ウォールストリートジャーナル(WSJ)紙が「イランはホルムズ海峡をめぐる米提案を非現実的として拒否した」「米政権はホルムズ海峡の船舶航行を支援する作戦『プロジェクト・フリーダム』を早ければ週内にも再開することを検討」と報じると、WTI原油先物が97ドル台まで持ち直し、米10年債利回りも4.39%台まで上昇。全般ドル買いが活発化し、一時156.96円と本日高値を付けた。
 なお、「イラン南部のホルムズ海峡に面した戦略的に極めて重要な港湾都市バンダルアッバースで複数の爆発音がした」「米軍はホルムズ海峡周辺で7日に攻撃を実施した」との報道も伝わった。

・ユーロドルは反落。中東での戦闘終結へ向けた米国とイランの交渉が進展するとの見方や、WTI原油先物の下落がドル売りを促すと、一時1.1778ドルと日本時間夕刻に付けた日通し高値に面合わせした。
 ただ、WSJ紙の報道をきっかけにWTI原油先物や米長期金利が上昇に転じると全般ドル買いが優勢となり、取引終了間際に一時1.1723ドルと日通し安値を付けた。

・ユーロ円は反発。ドル円の上昇につれた買いが入ると一時184.24円と本日高値を付けたものの、ユーロドルの下落につれた売りが出ると伸び悩んだ。




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2026年05月07日

ユーロドル、上昇

・ユーロドルは上昇。米国とイランの戦闘終結が近いとの期待から、WTI原油先物価格が1バレル=88.66ドル前後まで急落すると、為替市場では「有事のドル買い」を巻き戻す動きが先行。米10年債利回りが4.33%台まで低下したこともドル売りを促し、20時前に一時1.1797ドルまで値を上げた。
 なお、米ニュースサイトのアクシオスは「米国とイランは戦闘終結に向けた1ページの覚書で合意に近づいている」と報じたほか、トランプ米大統領は 「(イラン戦争について)われわれは勝利した」「イランは核兵器を持たないことに同意した」などと話した。
 ただ、買い一巡後は伸び悩む展開に。節目の1.1800ドルや4月17日の高値1.1849ドルがレジスタンスとして意識されたほか、WTI原油先物が97ドル台前半まで下げ渋ったことなどが相場の上値を抑えた。

・ドル円は4日ぶりに反落。米国とイランの和平協議の行方が注目される中、20時前に一時155.62円付近まで値を下げたものの、3時前には156.51円付近まで持ち直した。原油相場や米長期金利の動向につれた動きとなった。
 もっとも、アジア市場での荒い値動きに比べるとNY市場での動きは緩慢だった。日本が祝日のため商いが薄く、値が飛びやすい中、14時前には一時155.04円まで急落。ただ、16時30分前には156.57円付近まで急速に下げ渋った。市場の一部では「政府・日銀が追加の為替介入に動いた」との観測が出ていた。

・ユーロ円は反落。NY市場に限れば183円台でのもみ合いに終始した。ドル円と同様に、アジア市場で荒い値動きとなったことから、海外市場での動きは緩慢となった。



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2026年05月06日

ドル円、3日続伸

・ドル円は3日続伸。特に新規の円売り材料は伝わっていないものの、日米株価指数の上昇を背景に投資家のリスク志向が改善すると、全般円売りが優勢となった。3時30分過ぎに一時157.92円と本日高値を更新した。なお、ダウ平均は一時420ドル超上昇したほか、ナイト・セッションの日経平均先物は1日の大証終値比1330円高の6万0750円まで上げた。
 ただ、政府・日銀による為替介入への警戒感は根強く、上昇のスピードは緩やかだった。欧州時間には一時157.84円まで急伸したあと157.15円付近まで急失速するなど、荒い値動きとなる場面もあった。
 この日発表された4月米ISM非製造業景況指数は予想をやや下回ったものの、3月米貿易収支や同月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数、同月米新築住宅販売件数は予想よりも強い結果となったが、相場の反応は限られた。

・ユーロドルはほぼ横ばい。ヘグセス米国防長官はこの日の記者会見で「米国とイランの停戦は続いている」「米国はホルムズ海峡の航路確保に成功した」などと発言。WTI原油先物価格が1バレル=101ドル台前半まで下落すると、為替市場では「有事のドル買い」を巻き戻す動きが広がった。1時前には一時1.1714ドルと日通し高値を更新した。
 ただ、買い一巡後は伸び悩む展開に。一目均衡表転換線1.1720ドルや雲上限1.1746ドルがレジスタンスとして意識されると次第に上値が重くなった。

・ユーロ円は反発。原油安を好感して日米株価指数が上昇すると、投資家のリスク志向が改善し、円売り・ユーロ買いが優勢となった。4時前に一時184.76円と日通し高値を更新した。
 ユーロ円以外のクロス円も堅調だった。ポンド円は一時214.07円、豪ドル円は113.51円、NZドル円は93.11円、カナダドル円は115.97円、スイスフラン円は201.80円、メキシコペソ円は9.09円まで値を上げた。



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