2025年11月15日

ドル円、ほぼ横ばい

・ドル円はほぼ横ばい。米長期金利の低下をきっかけに円買い・ドル売りが先行。日米株価指数先物や欧州株相場の下落を背景にリスク回避の円買い・ドル売りが入ると、22時30分前に一時153.62円と日通し安値を更新した。
 ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢に。ナイト・セッションの日経平均先物やナスダック総合がプラス圏を回復するなど、日米株価が底堅く推移するとドル円にも買い戻しが集まった。米長期金利が上昇に転じたことも相場の支援材料となり、2時過ぎには154.74円付近まで持ち直した。「政府が近く策定する総合経済対策の規模は17兆円台になる見通し。ガソリン税などに上乗せされる旧暫定税率の廃止による大型減税も盛り込む」との報道も買いを後押ししたようだ。
 もっとも、欧州時間に付けた日通し高値154.76円が目先レジスタンスとして意識されると上昇は一服し、NY午後に入ると154円台半ばで次第に値動きが鈍った。
 なお、10月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げに反対し、金利据え置きを主張したシュミッド米カンザスシティー連銀総裁は「10月の反対意見表明の根拠は、12月に向けても私の指針となっている」と述べたほか、ローガン米ダラス連銀総裁も「10月は据え置きを望んだ」「12月の会合で追加利下げを支持するのは難しい」などと話した。一方、ミラン米連邦準備理事会(FRB)理事は「データは利下げを支持」「FRBの政策姿勢を一段とハト派的に変えるべきであり、弱めるべきではない」などと語った。

・ユーロドルは4日ぶりに小反落。米長期金利が低下するとユーロ買い・ドル売りが先行し、22時過ぎに一時1.1654ドルと日通し高値を更新した。
 ただ、前日の高値1.1656ドルや10月29日の高値1.1666ドル、同月28日の高値1.1669ドルがレジスタンスとして意識されると失速。米長期金利が上昇に転じたことなども相場の重しとなり、1時前に1.1606ドルと日通し安値を更新した。

・ユーロ円は6日ぶりに反落。日本時間夕刻に一時179.97円と1999年のユーロ導入以来の高値を付けたものの、株価の下落を背景にリスク回避の円買い・ユーロ売りが入ると一時178.98円と日通し安値を付けた。ただ、ドル円の持ち直しにつれた買いが入ると179.70円付近まで下げ渋った。



FX 新時代のトレード戦略
マット今井(今井雅人)が直接コメント欄に返信する事はございません。
書き込みはブログ本文でのみ行います。

→公式サイト「勝利の方程式」はこちら(メルマガも配信中!)
★Twitter → http://twitter.com/imai_masato
matt_i at 07:40コメント(0) この記事をクリップ!

2025年11月14日

ドル円は押し目買いを続ける

 予算委員会が始まっているなか、高市総理は総理就任後は発言を控えていますが、本音は日銀に利上げをしてほしくないと考えて居るはずです。それを植田日銀総裁も分かっているので、なかなか利上げに踏み切れない状況になっています。こうした停滞した状況をマーケットも感じ取っているため、ジリジリと円安が進んでいるし、今後もこの傾向が続く可能性が高いということを指摘しておきます。

 また、直近になったら指摘しようと思いますが、もし、12月の日銀会合でも利上げが見送られるようなことがあれば、年末にかけて一気に円安が加速し、ドル円も再び160円に達すると私は予想しています。

 引き続き、メキシコペソ買い円売りをキープしながら、ドル円での押し目買いを続けていく方針。尚、メキシコペソ円の目標は夏ごろから8.5円程度と主張してきましたが、徐々にその水準に達してきました。目標値は変更なしとしておきます。



FX 新時代のトレード戦略
マット今井(今井雅人)が直接コメント欄に返信する事はございません。
書き込みはブログ本文でのみ行います。

→公式サイト「勝利の方程式」はこちら(メルマガも配信中!)
★Twitter → http://twitter.com/imai_masato
matt_i at 09:36コメント(0) この記事をクリップ!

ドル円、反落

・ドル円は反落。過去最長となった米政府機関の一部閉鎖は終了したものの、市場の関心が米政府再開後の経済指標の発表に向かう中、米経済減速への懸念から全般ドル売りが先行した。米国株相場や日経平均先物が大幅に下落したことも相場の重しとなり、一時154.13円と日通し安値を更新した。ダウ平均は一時840ドル超下落したほか、ナイト・セッションの日経平均先物は大証終値比1280円安の5万0020円まで下げた。
 ただ、前日の安値154.05円や一目均衡表転換線153.93円がサポートとして意識されると下げ渋った。6時過ぎには154.59円付近まで下げ幅を縮めた。米連邦準備理事会(FRB)高官から12月の利下げに慎重なコメントが相次ぎ、米利下げ観測が後退したことも相場を下支えしたようだ。
 なお、デイリー米サンフランシスコ連銀総裁は「12月の金利についてはまだ最終決定していない」「インフレ率を2%に引き下げるにはまだ努力が必要」と述べたほか、ハマック米クリーブランド連銀総裁は「高インフレが依然として続いている」「政策はある程度引き締め的な姿勢を維持する必要がある」などと発言。また、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁は「インフレ率は3%と依然として高すぎる」「12月の利下げについてはまだ強い意向はない」と話したほか、ムサレム米セントルイス連銀総裁は「金融政策を過度に緩和的にせずに追加的な利下げを実施する余地は限られている」などと語った。

・ユーロドルは3日続伸。米政府閉鎖の影響で発表が遅れていた米経済指標の内容を見極めたいとの雰囲気が広がる中、全般ドル売りが進行。3時前に一時1.1656ドルと日通し高値を更新した。
 ただ、10月29日の高値1.1666ドルや28日の高値1.1669ドルがレジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。米利下げ観測の後退で米長期金利が上昇したことも相場の重し。

・ユーロ円は5日続伸。2時過ぎに一時179.93円と1999年のユーロ導入以来の高値を付けた。ただ、節目の180.00円に接近した場面では戻り売りや利食い売りなどが出たため、やや伸び悩んだ。



FX 新時代のトレード戦略
マット今井(今井雅人)が直接コメント欄に返信する事はございません。
書き込みはブログ本文でのみ行います。

→公式サイト「勝利の方程式」はこちら(メルマガも配信中!)
★Twitter → http://twitter.com/imai_masato
matt_i at 07:30コメント(0) この記事をクリップ!

2025年11月13日

ドル円、上昇

・ドル円は上昇。米政府機関再開への期待が高まる中、世界的に株価が上昇するとリスク・オンの円売り・ドル買いが出やすい地合いとなった。23時30分前には一時155.04円と2月4日以来約9カ月ぶりの高値を付けた。
 ただ、155円台では戻りを売りたい向きも多く滞空時間は短かった。米長期金利の低下も相場の重しとなり、2時過ぎには154.50円付近まで下押しした。
 なお、片山さつき財務相はこの日、「円安は日本経済にプラスとマイナスがあるが、マイナス面が目立ってきたところがあるのは否定しない」「足もとは為替の一方的で急激な動きがみられる」などと発言。市場では「155円を超える円安水準では政府・日銀による為替介入の現実味が増すとの見方も出ている」との声が聞かれた。

・ユーロドルは小幅ながら続伸。米政府機関の一部閉鎖が解除に向かうとの期待とともにユーロ売り・ドル買いが先行。23時30分前に一時1.1563ドルと日通し安値を付けた。
 ただ、前日の安値1.1547ドルが目先サポートとして意識されると買い戻しが優勢に。米長期金利の低下に伴うユーロ買い・ドル売りも入ると、一時1.1598ドルと日通し高値を更新した。もっとも、前日の高値1.1606ドルが目先レジスタンスとして働くと伸び悩んだ。
 なお、米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を有するコリンズ米ボストン連銀総裁は「当面、金利を据え置くことが適切である可能性が高い」などと述べたと伝わった。

・ユーロ円は4日続伸。ダウ平均が連日で史上最高値を更新するなど、米国株相場が底堅く推移すると投資家のリスク選好姿勢が強まり円売り・ユーロ買いが進んだ。取引終了間際には一時179.48円と1999年のユーロ導入以来の高値を付けた。



FX 新時代のトレード戦略
マット今井(今井雅人)が直接コメント欄に返信する事はございません。
書き込みはブログ本文でのみ行います。

→公式サイト「勝利の方程式」はこちら(メルマガも配信中!)
★Twitter → http://twitter.com/imai_masato
matt_i at 07:40コメント(0) この記事をクリップ!

2025年11月12日

ユーロドル、反発

・ユーロドルは反発。米政府機関の一部閉鎖が解除に向かうとの期待が高まる中、欧州株相場の上昇を背景にリスク・オンのユーロ買い・ドル売りが先行。ADPが発表した米民間雇用者数は10月25日終了週までの4週間に週平均で1万1250人減少したと伝わると全般ドル売りが活発化し、23時前に一時1.1606ドルと日通し高値を更新した。
 ただ、欧州勢が引けたあとは徐々に商いが細る中、やや伸び悩んだ。取引終盤には一時1.1581ドル付近まで下押しした。

・ドル円はほぼ横ばい。欧州序盤に一時154.44円付近まで値を上げたものの、アジア時間に付けた約9カ月ぶりの高値154.49円がレジスタンスとして意識されると失速した。NY市場に入り、米国の民間経済指標が労働市場の冷え込みを示すと全般ドル売りが加速し、22時30分過ぎに一時153.67円と日通し安値を付けた。ただ、前日の安値153.36円や一目均衡表転換線153.33円がサポートとして意識されると下げ渋った。取引終了間際には154.18円付近まで下値を切り上げた。
 もっとも、本日はベテランズデーで米債券市場が休場となったため、市場参加者が少なく大きな方向感が出なかった。

・ユーロ円は3日続伸。ユーロドルの上昇や株高に伴う円売り・ユーロ買いが出ると一時178.74円と日通し高値を付けた。ただ、10月30日に付けたユーロ導入以来の高値178.82円が目先レジスタンスとして意識されると上昇は一服した。



FX 新時代のトレード戦略
マット今井(今井雅人)が直接コメント欄に返信する事はございません。
書き込みはブログ本文でのみ行います。

→公式サイト「勝利の方程式」はこちら(メルマガも配信中!)
★Twitter → http://twitter.com/imai_masato
matt_i at 07:40コメント(0) この記事をクリップ!

2025年11月11日

ドル円、続伸

・ドル円は続伸。米政府機関の一部閉鎖が解除に向かうとの期待が高まる中、世界的に株価が上昇するとリスク・オンの円売り・ドル買いが出た。米長期金利の上昇なども相場の支えとなり、20時過ぎに一時154.25円と日通し高値を更新した。
 ただ、直近高値である4日の154.48円がレジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。米長期金利が上昇幅を縮めたことなども相場の重しとなり153.89円付近まで下押しする場面があった。もっとも、引けにかけては154円台を回復している。
 なお、米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を有するムサレム米セントルイス連銀総裁は「米国経済はかなり回復力がある」「金融政策は、緩やかな引き締めよりも中立に近い」「政策をさらに緩和する余地は限られている」などと述べた一方、ミラン米連邦準備理事会(FRB)理事は「9月以降のデータはFRBが9月の見通しよりもハト派的な姿勢を取るべきことを示唆」「現時点では、12月は0.50%の利下げが適切と考える」などと語った。

・ユーロドルは4日ぶりに小反落。日本時間夕刻に一時1.1583ドルと日通し高値を付けたものの、前週末の高値1.1591ドルが目先レジスタンスとして意識されると失速。2時過ぎに一時1.1541ドルと日通し安値を更新した。もっとも、前週末の安値1.1530ドルが目先サポートとして働くと下げ渋った。
 米政府機関の一部閉鎖が長期化し、主要な米経済指標が発表されない中、本日はユーロ圏の経済指標の発表などもなく手掛かり材料に欠けたため、相場は大きな方向感が出なかった。今日1日の値幅は0.0042ドル程度と小さかった。

・ユーロ円は続伸。日本時間夕刻に一時178.45円と日通し高値を付けたものの、10月31日の高値178.56円や30日に付けたユーロ導入以来の高値178.82円がレジスタンスとして働くと失速した。2時過ぎには177.74円付近まで下押しした。もっとも、取引終盤には178円台を回復した。




FX 新時代のトレード戦略
マット今井(今井雅人)が直接コメント欄に返信する事はございません。
書き込みはブログ本文でのみ行います。

→公式サイト「勝利の方程式」はこちら(メルマガも配信中!)
★Twitter → http://twitter.com/imai_masato
matt_i at 07:40コメント(0) この記事をクリップ!

スポンサードリンク






広告





livedoor Readerに登録
RSS
livedoor Blog(ブログ)