2025年04月23日

ドル円、3日ぶりに反発

・ドル円は3日ぶりに反発。アジア市場では一時139.89円と昨年9月16日以来の安値を付けたものの、海外市場では同日安値の139.58円が重要なサポートとして働き買い戻しが優勢となった。
 「ベッセント米財務長官は非公開イベントで『米中間の緊張緩和はごく近い将来に訪れると確信している』と話した」と伝わったほか、レビット米ホワイトハウス報道官は「中国との関係は良い方向に進んでいる」「トランプ大統領は中国との合意に向けて準備を進めている」などと発言。米国株相場が大幅に上昇すると、投資家の過度なリスク回避姿勢が和らぎ円売り・ドル買いが加速した。5時過ぎには一時141.67円と日通し高値を更新した。

・ユーロドルは3日ぶりに反落。トランプ米政権の関税政策を巡り、米中対立が軟化に向かうとの期待感が高まると、足もとで進んでいた米国の「トリプル安(株安・債券安・通貨安)」を巻き戻す動きが活発化。取引終了間際に一時1.1418ドルと日通し安値を更新した。
 米株式市場でダウ平均は一時1100ドル超上昇したほか、米長期金利の指標となる米10年債利回りは4.36%台まで低下、主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時99.00まで上昇した。
 なお、ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁はこの日、「インフレ率を2%へと戻す目的はほぼ達成したが、経済情勢は一段と不安定なため引き続き柔軟な姿勢でいる必要がある」との考えを示したほか、デギンドスECB副総裁は「成長の下振れリスクが顕在化している」などと語った。

・ユーロ円は5日ぶりに反落。21時過ぎに一時160.99円と日通し安値を付けたものの、売り一巡後は徐々に買い戻しが優勢となり、161.82円付近まで下値を切り上げた。ドル円の持ち直しや米国株相場の上昇に伴う円売り・ユーロ買いが出た。



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2025年04月22日

ドル円、続落

・ドル円は続落。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長解任の可能性などを巡ってドルの信認問題が浮上する中、24日に行われる日米財務相会談での円安是正議論への思惑などから円高・ドル安が進んだ。日本時間夕刻に一時140.48円と昨年9月以来の安値を付けた。
 ただ、NY市場に限れば140.56−141.07円でのもみ合いに終始した。欧州の主要市場がイースターマンデーの祝日で休場となる中、取引参加者が減少。大きな方向感は出なかった。
 なお、トランプ米大統領は自身のSNSに「今すぐ金利を引き下げない限り、経済は減速する可能性がある」と投稿し、パウエルFRB議長に対し早期利下げを改めて要求した。トランプ氏はパウエル氏の解任を再三示唆しており、FRBへの攻撃を強めている。

・ユーロドルは続伸。FRBの議長人事や独立性を巡る不透明感から、主要通貨に対してドル安が進行。日本時間夕刻に一時1.1573ドルと2021年11月以来の高値を記録した。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時97.92と22年3月以来の低水準を更新した。
 ただ、NY市場では上値を切り下げる展開に。欧州の主要市場が休場で取引参加者が少ない中、ポジション調整目的のユーロ売り・ドル買いが出ると一時1.1482ドル付近まで下押しした。もっとも、引けにかけては1.15ドル台前半まで持ち直した。

・ユーロ円は小幅ながら4日続伸。日本時間夕刻に一時162.67円と日通し高値を付けたものの、買い一巡後は徐々に上値を切り下げて一時161.78円付近まで下押しした。もっとも、NY午後には162円台前半まで持ち直すなど、ユーロドルにつれた動きとなった。



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2025年04月19日

ドル円、反落

・ドル円は反落。しばらくは142.30円台での小動きが続いていたが、NY午後に入るとドル売りがやや優勢となり、1時30分過ぎに一時142.12円と日通し安値を付けた。もっとも、本日は聖金曜日の祝日(グッドフライデー)で欧州やカナダが休場、米国も株式・債券・商品市場が休場だったことから市場参加者が激減し、商いは低調だった。
 なお、ハセット米国家経済会議(NEC)委員長はこの日、「トランプ米大統領はパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長を解任できるかどうかを検討している」と発言。トランプ氏は前日にパウエル氏が利下げを行わないことで「政治的な駆け引きをしている」と非難し、「パウエル氏を速やかに解任する権限がある」と主張していた。トランプ大統領はこの日も「パウエル氏は利下げをすべき」と考えを示した。

・ユーロドルは反発。主要市場がイースター休暇で取引参加者が激減する中、24時前に一時1.1398ドルと日通し高値を付けた。
 なお、デイリー米サンフランシスコ連銀総裁は講演で「インフレのリスクによって政策金利は従来想定よりも長く据え置かれる可能性がある」と述べた一方、「0.25%の利下げを年内2回実施という予測は依然として適切」との見解を示した。

・ユーロ円は小幅ながら3日続伸。ユーロドルの上昇につれた買いが入ると一時162.16円と本日高値を付けたものの、ドル円の上昇につれた売りも出たため上値は限定的だった。



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2025年04月18日

ドル円、反発

・ドル円は反発。トランプ米大統領がSNSに「パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長を一刻も早く解任すべきだ」と投稿したことを受けて売りが先行。4月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数が▲26.4と予想の2.0を大幅に下回ったこともドル売りを促し、一時141.91円付近まで値を下げた。ダウ平均が一時700ドル超下落したほか、高く始まったナスダック総合がマイナス圏に沈んだことも相場の重し。
 ただ、アジア時間に付けた昨年9月以来の安値141.62円が目先サポートとして働くと買い戻しが優勢となり、3時過ぎには142.72円付近まで持ち直した。もっとも、「トランプ米大統領はパウエルFRB議長の解任について非公式に協議した」との報道が伝わると、買い戻しの勢いは弱まった。なお、ケビン・ウォーシュ元FRB理事やベッセント米財務長官はパウエル氏の解任に反対したようだ。

・ユーロドルは反落。欧州中央銀行(ECB)はこの日、市場予想通り政策金利を0.25%引き下げることを決めたと発表。声明では「インフレ抑制のプロセスは軌道に乗っている」との認識を示し、「景気抑制的」との文言を削除。成長見通しについては通商の緊張により悪化しているとの見解を示した。
 また、ラガルドECB総裁は理事会後の会見で「経済成長は下方向へのリスクが増している」「経済見通しは異例の不確実性により不透明になっている」「通商の争いが物価見通しの不透明性を増している」などと話した。
 ただ、相場は大きな方向感が出なかった。海外の主要市場が明日からイースター休暇入りするほか、本日は聖金曜日の祝日(グッドフライデー)の前日で米債券市場が短縮取引。流動性が薄く、方向感に乏しい展開だった。NY市場では1.1336−86ドルでの狭い範囲内での推移にとどまった。

・ユーロ円は続伸。24時前に一時161.25円と日通し安値を付けたものの、売り一巡後は徐々に下値を切り上げた。4時前には162.00円付近まで持ち直した。ドル円につれた動きとなった。




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2025年04月17日

ドル円、反落

・ドル円は反落。日米関税交渉を明日17日に控える中、しばらくは大きな方向感が出なかった。ただ、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の発言が伝わると米国株相場の下落とともにリスク回避の円買いが優勢となり、4時30分前に一時141.65円と昨年9月以来の安値を付けた。市場関係者からは「CTA(商品投資顧問)の売りが観測された」との声も聞かれた。
 パウエルFRB議長はこの日の講演で「米政権の関税措置による経済への影響は予想を大幅に上回る」と述べた一方、景気の下支えにつながる早期の利下げには慎重な考えを改めて示した。「いざとなればパウエル議長が緩和に動く」という期待感(パウエル・プット)がはく落すると、ダウ平均は970ドル超下落し、ナスダック総合は4%超下げる場面があった。

・ユーロドルは3日ぶりに反発。明日17日の欧州中央銀行(ECB)定例理事会を前に様子見ムードが強く、しばらくは狭い範囲内での推移にとどまった。
 ただ、パウエルFRB議長が早期利下げに慎重な姿勢を改めて示すと、米国株相場が大幅に下落したほか、米長期金利が低下幅を拡大。全般ドル売りが優勢となり、4時30分前に一時1.1413ドルと日通し高値を更新した。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時99.17まで低下した。

・ユーロ円は3日ぶりに小反発。24時過ぎに一時162.28円と日通し高値を付けたものの、引けにかけては伸び悩んだ。パウエルFRB議長の発言をきっかけに米国株が下げ幅を拡大したことなどが相場の重し。4時30分前には161.56円付近まで下押しした。



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2025年04月16日

ユーロドル、続落

・ユーロドルは続落。欧州時間発表の4月独ZEW景況感指数や同月ユーロ圏ZEW景況感指数が大幅に悪化したことを受けて全般ユーロ売りが先行。NYの取引時間帯に入り、「米国と欧州連合(EU)の関税を巡る交渉はほとんど進展していない。米国が提示した対EU関税の大半は撤廃されないだろう」との報道が伝わるとユーロ売りが加速した。前日の安値1.1280ドルを下抜けて一時1.1264ドルまで値を下げた。

・ドル円は4日ぶりに反発。17日から始まる日米貿易協議を前に戻りを売りたい向きも多く、21時30分前には一時142.60円と日通し安値を付けた。
 ただ、対ユーロなどでドル買いが進むと円に対してもドル買いが波及し、取引終了間際には143.28円付近まで持ち直した。4月米ニューヨーク連銀製造業景気指数が予想ほど悪化しなかったことも相場を下支えした。

・ユーロ円は続落。低調な独・ユーロ圏経済指標を受けて売りが先行。欧米の関税協議が難航しているとの観測報道も相場の重しとなり、3時過ぎに一時161.30円と日通し安値を更新した。




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