東京市場 NYの注目

2011年11月24日

根本的な解決にあらず

ユーロの問題は依然として解決せず、金融市場は厳しい状況になってきています。EUやECB、IMFがそれぞれ色々と対策を練っているようですが、いずれも財政問題の根本のところを解決する策にはなっていません。一時的にこれらのニュースが好感されて持ちなおすことがあるかもしれませんが、基本的にはユーロが売られやすい状況になんら変化はないと考えておくのがいいでしょう。今日は米国が休場のため、為替相場は動きにくくなると思います。

マット今井(今井雅人)が直接コメント欄に返信する事はございません。
書き込みはブログ本文でのみ行います。

→公式サイト「勝利の方程式」はこちら(メルマガも配信中!)
★Twitter → http://twitter.com/imai_masato
matt_i at 20:19コメント(0) この記事をクリップ!

2011年11月17日

まだ厳しいユーロ

ユーロに関してあれこれとニュースが出てきていますが、ユーロが厳しい状況であることにあることは変わりありません。イタリア国債は7%で推移し、スペインの10年債利回りも6%を超える水準となっています。ユーロ円やユーロドルは3日続落となり、このあたりで一旦利食いが入りそうですが、売られやすい状況にあることに変わりはありません。もしショートポジションを持っている場合、全て利食ってしまうのではなく、利食いは一部に止めるなどしながら、更に下値を広げる展開に控えて、準備をしておきたいと思います。

マット今井(今井雅人)が直接コメント欄に返信する事はございません。
書き込みはブログ本文でのみ行います。

→公式サイト「勝利の方程式」はこちら(メルマガも配信中!)
★Twitter → http://twitter.com/imai_masato
matt_i at 18:14コメント(1) この記事をクリップ!

2011年11月11日

イタリアで解散・総選挙の可能性が低下

・ユーロドルは反発。10日の欧州市場で、イタリアで解散・総選挙の可能性が低下し財政再建が停滞するとの懸念が緩和したことや、イタリア政府が実施した1年物国債の入札では利回りは14年ぶりの高水準となったが大きな混乱がなく通過したことなどを背景にユーロが買われた流れを引き継いだ。ギリシャ大統領府が10日、暫定連立内閣の首相にパパデモス前欧州中央銀行(ECB)副総裁が就任すると発表するとユーロ買いが加速。パパデモス前ECB副総裁が経済・金融に詳しく、欧州連合(EU)やECBと太いパイプを持っていることや、財政再建に向けた動きが見られたことなどが好感されて一時1.3653ドルまで上げた。
ただ、高値を付けた後は格付けに関する話が上値を抑えた。「フランスの格付け見通しが引き下げられるとの噂や、オーストリアの格付けが引き下げられるとの観測記事などがマーケットで広がった」「英調査会社が、イタリアの格付けが今後数カ月中に引き下げられる可能性を指摘した」などの話が売りを誘った。イタリア、ギリシャの政治・財政問題の解決には時間がかかるとして積極的にユーロ買いを進めていきにくい面もあった。
なお、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は10日、フランスの格付け「AAA」を維持し、見通しは「安定的」としたと発表した。

・ドル円は反落。対ユーロ中心にドル安が進んだことや、ロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに向けてポンド円の売りが強まったことが重しとなった。一時77.50円まで下落した。
なお、ポンドに関し市場参加者からは「リアルマネーからポンド売りが持ち込まれた」「ロンドン16時(日本時間25時)のフィキシングに向けたポンド売りが出た」との声が聞かれた。

・ユーロ円は反発。イタリアの1年物国債入札を大きな混乱なく通過したことや、ギリシャでパパデモス前ECB副総裁が首相になることが決まったことなどを背景に買われた。105.98円まで上げる場面があった。しかし、ユーロ圏の財政問題に対する警戒感は根強く、上値は限定された。

(GI24から引用)





マット今井(今井雅人)が直接コメント欄に返信する事はございません。
書き込みはブログ本文でのみ行います。

→公式サイト「勝利の方程式」はこちら(メルマガも配信中!)
★Twitter → http://twitter.com/imai_masato
matt_i at 08:42コメント(0) この記事をクリップ!

2011年11月10日

注目はイタリアへ

ユーロはやっとギリシャの問題が落ち着いてきたか。というところまできていましたが、今度はイタリアで問題が勃発しています。といっても、前々からある程度不安に思われていた財政の問題に、市場が注目してきたということです。ベルルスコーニ首相の辞任問題が特に、イタリアへの不安感に火をつけたといえるでしょう。この問題に関しても、収まったり、また注目されたりを繰り返すことになると思います。であれば、やはりユーロを買っていくのは難しい。ユーロドルやユーロ円での戻り売りが有効になると考えています。

マット今井(今井雅人)が直接コメント欄に返信する事はございません。
書き込みはブログ本文でのみ行います。

→公式サイト「勝利の方程式」はこちら(メルマガも配信中!)
★Twitter → http://twitter.com/imai_masato
matt_i at 18:35コメント(2) この記事をクリップ!

イタリア国債の利回り上昇

・ユーロドルは大幅に反落。欧州の大手清算機関であるLCHクリアネットが9日、イタリア国債の取引に関する必要証拠金を引き上げたと伝わると、同国の10年物国債利回りは財政の持続が困難とみなされる7%を突破。ギリシャ、アイルランド、ポルトガルが金融支援要請を迫られた際も10年物国債利回りは7%を突破しており、イタリアも支援要請を行うとの連想が働いた。投資家がリスク回避姿勢を強めユーロが売られた。ベルルスコーニ・イタリア首相は辞任するものの、新政権樹立を巡り不透明感が根強いほか、解散・総選挙の可能性がくすぶっているため、政治空白で財政再建が停滞することを市場参加者は嫌気しユーロを売ったようだ。米国株相場がイタリア国債の利回り上昇を受けて大幅安となるとユーロ売り・ドル買いが加速した。「独ハンデルスブラット紙が『メルケル独首相率いるキリスト教民主同盟(CDU)は欧州連合(EU)諸国がユーロから離脱できる方法を模索している』と報じたと伝わったこともユーロ売りを誘った」との声もあった。一時1.3523ドルと10月10日以来の安値を付けた。
ニューヨーク市場の序盤には欧州中央銀行(ECB)がイタリア国債の購入を行っているとの観測や、「ECBが緊急理事会を開催する」との出所不明の噂などが市場に広がりユーロの買い戻しが入ったものの、長続きしなかった。

・ドル円は3営業日ぶりに反発。イタリアの信用不安を背景に欧米株が大幅安となったため、リスク回避目的でドルと円が欧州・オセアニア通貨に対して買われた。ただ、対ユーロ中心としたドル買い圧力が若干上回り、ドル円相場は上サイドに振れた。一時77.889円まで値を上げた。

・ユーロ円は大幅下落。イタリアの財政・政治に対する警戒感が高まったことや、欧米株安を受けた。一時105.25円と10月26日以来の安値まで下げた。

(GI24から引用)





マット今井(今井雅人)が直接コメント欄に返信する事はございません。
書き込みはブログ本文でのみ行います。

→公式サイト「勝利の方程式」はこちら(メルマガも配信中!)
★Twitter → http://twitter.com/imai_masato
matt_i at 10:06コメント(0) この記事をクリップ!

2011年11月08日

やっぱりレンジ

全体的に膠着状態となっています。先週は介入がありましたが、その後はかなりやりにくくなっているようです。また、ギリシアの問題も一旦は落ち着いています。イタリアに焦点が移り、イタリア国債の利回りが急上昇するなどの動きは見られますが、ユーロが積極的に売られるような動きにはなっていません。このまま、方向感が定まらない展開が続いてしまいそうです。

マット今井(今井雅人)が直接コメント欄に返信する事はございません。
書き込みはブログ本文でのみ行います。

→公式サイト「勝利の方程式」はこちら(メルマガも配信中!)
★Twitter → http://twitter.com/imai_masato
matt_i at 19:45コメント(0) この記事をクリップ!

ドル円反落

・ユーロドルは続落。7日の欧州市場で、イタリアとドイツ10年物国債の利回りスプレッドがユーロ導入以来の最大水準まで拡大し、財政不安が高まってユーロが売られた影響が残った。ベルルスコーニ・イタリア首相が辞任するとの噂が広がり、財政再建に向けた動きが加速することを期待してユーロ買いが入る場面があったほか、ニューヨーク市場では現物の米国株が上昇したことや欧州投資銀行(EIB)が一時的に欧州銀行セクターの支援を強化する可能性があると報じられたことなどを材料にユーロが上げる場面もあった。もっとも、ベルルスコーニ・イタリア首相自身が辞任の噂を否定し、財政再建に関する信任投票を行う可能性や総選挙の可能性を示唆したと伝わり、同国の政治の先行き不透明感が残ったため、上値は重かった。米国株相場が一時軟調に推移したこともユーロ売りを誘い相場の重しとなった。
ユーロ圏財務相会議に出席中の欧州各国要人から発言が多数伝わったが、債務危機解決に向けた具体的な発言は伝わらず、目立った反応はなかった。
なお、一部通信社が、イタリア議会は日本時間8日20時30分に財政関連法案採決の協議を開始すると伝えた。

・ドル円は反落。米株高やWTI原油先物相場の上昇を手掛かりに対カナダドル中心にドル売りが強まったことがドル円相場を押し下げた。安値圏で推移する中でややまとまった売りが持ち込まれると77.981円まで下げた。一方で、政府・日銀が覆面介入を行っているとの観測が市場で広がっており下値は堅かった。

・ユーロ円は下落。財政問題に対する警戒感がギリシャからイタリアに波及していることを背景に欧州市場で売り込まれた影響が残った。ユーロドルと同様に、ベルルスコーニ・イタリア首相の辞任の噂を手掛かりに買われる場面や、ニューヨーク市場では米株高を材料に買いが入る場面があったものの、イタリアの政治の先行き不透明感が残ったこともあって、買いは長続きしなかった。

(GI24から引用)





マット今井(今井雅人)が直接コメント欄に返信する事はございません。
書き込みはブログ本文でのみ行います。

→公式サイト「勝利の方程式」はこちら(メルマガも配信中!)
★Twitter → http://twitter.com/imai_masato
matt_i at 09:04コメント(0) この記事をクリップ!

2011年10月31日

介入実施

本日、いよいよ日銀が介入を行いました。安住淳財務相は「各国には事務レベル含め頻繁に連絡取り合っている」「納得いくまで介入」「介入の効果、市場がどう思おうとコメントする立場にない」「為替は各国の実体経済をしっかり反映すべき」などと発言しています。これだけを見れば、強い意思があるようにも見えますが、来月はAPECを控えていることなどを考えると、日本が単独で今後も行動を取り続けるのは、少々難しいのではないでしょうか。

 為替介入の際に必要とされる、政府短期証券(FB)の発行額が大きくなっていますから、介入余地はあると思います。ただ、これまでの動きを見ると、2日連続で介入するようなこともなかったので、その点からすると介入は一日限りとなる可能性もあります。とにかく、今は決め打ちをしないで明日一日様子を見たほうがいいのではないかと思います。今週はFOMC、雇用統計と大きなイベントが控えていますから、気の抜けない一週間となりそうです。

マット今井(今井雅人)が直接コメント欄に返信する事はございません。
書き込みはブログ本文でのみ行います。

→公式サイト「勝利の方程式」はこちら(メルマガも配信中!)
★Twitter → http://twitter.com/imai_masato
matt_i at 17:21コメント(0) この記事をクリップ!

スポンサードリンク






広告





livedoor Readerに登録
RSS
livedoor Blog(ブログ)