2023年03月09日
ドル円、3日続伸
・ドル円は3日続伸。アジア市場では一時137.91円と昨年12月15日以来の高値を付けたものの、欧米市場では利食い売りなどが優勢となった。米10年債利回りが3.89%台まで低下したことも相場の重し。
パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が米下院金融サービス委員会で「21−22日の米連邦公開市場委員会(FOMC)前に重要なデータの発表がある」「FOMCについてまだ何も決定していない。データ次第」などと発言すると円買い・ドル売りで反応。24時30分前に136.48円まで値を下げた。
ただ、パウエルFRB議長が「金利の最終到達水準(ターミナルレート)は予想以上に高くなる可能性がある」との考えを改めて示すと買い戻しが優勢となり、137.44円付近まで持ち直した。米10年債入札が「低調」だったことを受けて、米10年債利回りが3.99%台まで上昇したことも相場を下支えした。
・ユーロドルは小幅ながら続落。パウエルFRB議長が議会証言で「利上げのペースについて何も決定していない」と強調すると、全般ドル売りが先行し一時1.0574ドルと日通し高値を付けた。ただ、米金融引き締めが長期化するとの観測からユーロ売り・ドル買いが出やすく、上値は重かった。米長期金利が上昇に転じたことも相場の重し。
・ユーロ円は小反発。ドル円の下落をきっかけに全般円買いが強まると一時144.24円と日通し安値を付けたものの、ドル円が持ち直すとユーロ円にも買い戻しが入り144.91円付近まで上げた。
・カナダドルは全面安。対米ドルでは一時1.3815カナダドル、対ユーロでは1.4570カナダドル、対円では99.10円まで下落した。カナダ銀行(BOC)はこの日、市場予想通り政策金利を現行の4.50%で据え置くことを決めたと発表。主要中央銀行としては初めて利上げサイクルを停止した。
なお、声明では「これまでの累積的な金融引き締めが経済に与える影響を見極める」とした一方、「インフレ率を目標の2%に戻すために必要であれば、政策金利をさらに引き上げる用意がある」と記し、再利上げの余地も残した。
パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が米下院金融サービス委員会で「21−22日の米連邦公開市場委員会(FOMC)前に重要なデータの発表がある」「FOMCについてまだ何も決定していない。データ次第」などと発言すると円買い・ドル売りで反応。24時30分前に136.48円まで値を下げた。
ただ、パウエルFRB議長が「金利の最終到達水準(ターミナルレート)は予想以上に高くなる可能性がある」との考えを改めて示すと買い戻しが優勢となり、137.44円付近まで持ち直した。米10年債入札が「低調」だったことを受けて、米10年債利回りが3.99%台まで上昇したことも相場を下支えした。
・ユーロドルは小幅ながら続落。パウエルFRB議長が議会証言で「利上げのペースについて何も決定していない」と強調すると、全般ドル売りが先行し一時1.0574ドルと日通し高値を付けた。ただ、米金融引き締めが長期化するとの観測からユーロ売り・ドル買いが出やすく、上値は重かった。米長期金利が上昇に転じたことも相場の重し。
・ユーロ円は小反発。ドル円の下落をきっかけに全般円買いが強まると一時144.24円と日通し安値を付けたものの、ドル円が持ち直すとユーロ円にも買い戻しが入り144.91円付近まで上げた。
・カナダドルは全面安。対米ドルでは一時1.3815カナダドル、対ユーロでは1.4570カナダドル、対円では99.10円まで下落した。カナダ銀行(BOC)はこの日、市場予想通り政策金利を現行の4.50%で据え置くことを決めたと発表。主要中央銀行としては初めて利上げサイクルを停止した。
なお、声明では「これまでの累積的な金融引き締めが経済に与える影響を見極める」とした一方、「インフレ率を目標の2%に戻すために必要であれば、政策金利をさらに引き上げる用意がある」と記し、再利上げの余地も残した。

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