2023年03月08日
ドル円、続伸
・ドル円は続伸。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を控える中、「発言がタカ派寄りの内容になる」との思惑から全般ドル買いが先行し、しばらくは底堅く推移した。
パウエルFRB議長が米上院銀行委員会で「最新の経済データは予想より強く、金利の最終到達水準(ターミナルレート)が従来想定より高くなる可能性が高いことを示唆」「経済データが全体として、より速い引き締めペースを正当化するのであれば、利上げペースを加速させる用意がある」と述べたと伝わると、米金利の上昇とともにドル買いが活発化。6時前に一時137.19円と昨年12月20日以来の高値を付けた。米金融政策の影響を受けやすい米2年債利回りは一時5.0190%前後と2007年6月以来の高水準を記録した。
なお、パウエルFRB議長の発言を受けて、短期金利先物市場では今月21−22日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.50%の利上げが決定されるとの観測が高まった。シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」によると、0.50%の利上げ確率は70%を超えた。
・ユーロドルは3日ぶりに反落。独長期金利の低下などを手掛かりにユーロ売り・ドル買いが先行。パウエルFRB議長が議会証言で利上げペース加速や利上げ長期化の可能性を示唆すると、全般ドル買いが加速した。5時前に一時1.0546ドルと日通し安値を付けた。
・ユーロ円は反落。22時過ぎに145.30円付近まで下げ渋る場面もあったが、戻りは鈍かった。ユーロドルの下落につれた売りが出たほか、米国株相場の下落に伴うリスク回避の円買いが入り一時144.56円と日通し安値を付けた。
ユーロ円以外のクロス円も軟調だった。ポンド円は一時162.05円、豪ドル円は90.21円、NZドル円は83.65円、スイスフラン円は145.32円、南アフリカランド円は7.36円まで値を下げた。
パウエルFRB議長が米上院銀行委員会で「最新の経済データは予想より強く、金利の最終到達水準(ターミナルレート)が従来想定より高くなる可能性が高いことを示唆」「経済データが全体として、より速い引き締めペースを正当化するのであれば、利上げペースを加速させる用意がある」と述べたと伝わると、米金利の上昇とともにドル買いが活発化。6時前に一時137.19円と昨年12月20日以来の高値を付けた。米金融政策の影響を受けやすい米2年債利回りは一時5.0190%前後と2007年6月以来の高水準を記録した。
なお、パウエルFRB議長の発言を受けて、短期金利先物市場では今月21−22日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.50%の利上げが決定されるとの観測が高まった。シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」によると、0.50%の利上げ確率は70%を超えた。
・ユーロドルは3日ぶりに反落。独長期金利の低下などを手掛かりにユーロ売り・ドル買いが先行。パウエルFRB議長が議会証言で利上げペース加速や利上げ長期化の可能性を示唆すると、全般ドル買いが加速した。5時前に一時1.0546ドルと日通し安値を付けた。
・ユーロ円は反落。22時過ぎに145.30円付近まで下げ渋る場面もあったが、戻りは鈍かった。ユーロドルの下落につれた売りが出たほか、米国株相場の下落に伴うリスク回避の円買いが入り一時144.56円と日通し安値を付けた。
ユーロ円以外のクロス円も軟調だった。ポンド円は一時162.05円、豪ドル円は90.21円、NZドル円は83.65円、スイスフラン円は145.32円、南アフリカランド円は7.36円まで値を下げた。

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