米国の利上げ停止が見えたのでドル売り

　FOMC後のパウエルFRB議長の発言を受けてドル安が進んでいます。ユーロドルはとうとう1.10ドル台にまで上昇（ドル下落）してきました。ドル円も129円台から130円台のレンジに入り込んでいましたが、そこを下に抜けてきています。

　確かに、アメリカの利上げ停止が見えてきて、ドルを買う材料がなくなったので、ドル安に向かうというのは予測出来た流れです。今後は更にドル安圧力がかかってくる展開になるでしょう。

　ただ、一気にドル安のトレンドが出来るかといえば、やや疑問が残ります。ドル円は127円から126円程度にまでドル安が進む可能性は高いと思いますが、そこから更に下落するには、まだ力不足ではないかと感じています。

　基本的に、ドル円、ユーロドルでのドル売り戦略でやっていきますが、あまり突っ込まないようにしたいと考えています。当面、ユーロドルは1.12ドル程度、そして、ドル円は127円、或いは126円程度を視野に入れておきます。