ドルの戻り売りを継続

　今回のFOMCでこれまで続けてきた利上げを一旦停止するかという問題ですが、私は可能性としては低いと思っています。しかし、もし利上げが停止されるようなことがあれば、ドルは急落するでしょう。その時はドル円も一気に127円を割り込んで126円台に突入することも十分あると考えています。

　一方、今回利上げの停止がない場合でも、次回あたりで利上げを停止するようなニュアンスの発言などがパウエルFRB議長からあれば、これもドル売り要因にはなると思いますが、下落幅はやや小さめになると考えています。

　何も示唆がなければ、期待が高まっている分、どちらかといえばややドル買い要因かなというイメージを持っています。この辺りのシュミレーションをして事前に頭の中を整理しておくことが大事です。

　トレードとしては、基本、ドル円、ユーロドルでのドルの戻り売りを続けてきていますが、この方針は変えずに今週もトレードをしていきます。