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2022年02月01日

ユーロドル、続伸

・ユーロドルは続伸。21時30分前に一時1.1146ドル付近まで下押しする場面もあったが、週明け早朝取引で付けた日通し安値1.1138ドルがサポートされると買い戻しが進んだ。
 22時発表の1月独CPI速報値が予想を大幅に上回ったことが分かると、市場では「インフレ懸念からECBによる金融政策の正常化の議論が想定より早まる」との見方が浮上しユーロ買い・ドル売りを後押し。月末のロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに絡んだドル売りのフローも観測されて、一時1.1248ドルまで上値を伸ばした。米国株相場が底堅く推移したことで、リスク・オンのドル売りも出たようだ。
 なお、FOMCで投票権を有するジョージ米カンザスティ連銀総裁は「FRBの金融政策の正常化の過程で、金融市場は混乱に直面するかもしれない」「より積極的な量的引き締め(QT)で緩やかな利上げが可能」などと発言した。

・ドル円は続落。1月米シカゴPMIが65.2と予想の61.7を上回ったことで下げ渋る場面も見られたが、対ユーロなどでドル安が進むとドル円も弱含んだ。月末のロンドン・フィキシングに絡んだドル売りのフローが観測されると、前週末の安値115.12円を下抜けて一時114.92円まで値を下げた。
 デイリー米サンフランシスコ連銀総裁はこの日、「早ければ3月にも利上げに踏み切ると予想」「FRBは景気を支えながら年末までに政策金利を1.25%まで余裕をもって引き上げることが可能」と述べたほか、ボスティック米アトランタ連銀総裁は「3月FOMCでの0.50%の利上げは好ましい政策措置ではない」などと述べたが、相場の反応は限られた。

・ユーロ円は3日ぶりに反発。21時30分前に一時128.64円付近まで売られたものの、アジア時間に付けた日通し安値128.35円がサポートとして働くと買い戻しが優勢に。ユーロドルの上昇につれた買いが入ったほか、米国株相場の上昇に伴う円売り・ユーロ買いが出て一時129.38円と本日高値を更新した。




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