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2021年12月07日

ドル円、反発

・ドル円は反発。新型コロナウイルスの変異型「オミクロン株」の感染拡大への警戒感が和らいだことで、米国株相場が堅調に推移すると、リスク・オンの様相が強まり円売り・ドル買いが進んだ。米長期金利の指標である米10年債利回りが1.43%台まで上昇したことも相場の支援材料となり、一時113.55円と日通し高値を更新した。
 なお、バイデン米大統領の首席医療顧問を務める米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のファウチ所長は「オミクロン株」について「断定するのは時期尚早だ」としながらも、「これまでのところ重症化の度合いは、それほど高くないようだ」と発言。ダウ平均は一時770ドル超上昇し、ナイト・セッションの日経平均先物は大証終値比310円高の2万8160円まで買われる場面があった。

・ユーロドルは反落。米長期金利の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いが出て、一時1.1267ドルと日通し安値を更新した。市場では前週末の11月米雇用統計について「雇用者数は予想を下回ったものの、労働市場の堅調ぶりを示唆。米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締め路線も維持される」との声が聞かれ、ドル買いが入りやすい面もあった。
 国際通貨基金(IMF)はこの日、「ユーロ圏の経済回復は国によって不均衡になるだろう」「ユーロ圏のインフレリスクは上昇サイドに傾いている」との見解が示したが、目立った反応は見られなかった。

・ユーロ円は反発。米国株相場の上昇を背景に、投資家のリスク志向が改善し円売り・ユーロ買いが進行。4時過ぎに一時128.09円と日通し高値を更新した。
 ユーロ円以外のクロス円も堅調だった。ポンド円は一時150.61円、豪ドル円は80.06円、NZドル円は76.70円、南アフリカランド円は7.15円まで値を上げた。

・産油国通貨はしっかり。WTI原油先物価格が5%超上昇したことで、カナダドルやノルウェークローネに買いが入った。カナダドルは対米ドルで1.2754カナダドル、対ユーロで1.4388カナダドル、対円で89.00円まで値を上げた。また、ノルウェークローネは対ユーロで一時10.2561クローネ、対ドルで9.0899クローネ、対円で12.49円まで上昇した。




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