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2021年11月25日

ドル円、3日続伸

・ドル円は3日続伸。パウエルFRB議長が続投する見通しとなったことを受けた米利上げ前倒しへの思惑から、ドルを買う動きがこの日も継続した。ハト派として知られるデイリー米サンフランシスコ連銀総裁が「インフレ率が高止まりし、雇用の伸びが堅調に推移すれば、テーパリング加速を支持する」と述べたこともドル買いを促した。レジスタンスとして意識されていた2017年3月の高値115.51円をわずかに上抜けて、一時115.52円まで値を上げた。
 11月2−3日分のFOMC議事要旨で、「複数の当局者は高インフレが続けばテーパリングのペースを加速させ、予想よりも早くFF金利を引き上げる準備をする必要があるとの認識を示した」ことが明らかになったことも相場の支援材料。
 なお、翌25日の米感謝祭休場を前に本日は米経済指標の発表が相次いだ。7−9月期米GDP改定値や10月米耐久財受注額は予想を下回った一方、前週分の米新規失業保険申請件数や10月米PCEは予想を上回るなど強弱入り混じる結果となった。

・ユーロドルは反落。新型コロナの感染再拡大による行動制限の強化で、ユーロ圏の経済回復が鈍化することへの警戒感が広がり、ユーロ売り・ドル買いが進行。23時過ぎに一時1.1186ドルと昨年7月以来の安値を更新した。
 売り一巡後はショートカバーが入り、1.12ドル台前半まで下げ渋ったものの、米利上げ前倒し観測が高まる中、ユーロドルの戻りは限られた。
 なお、独中道左派の社会民主党(SPD)と自由民主党(FDP)、緑の党は3党による連立政権を発足させることで合意した。来月にはSPDのショルツ氏が16年にわたってドイツを率いてきたメルケル首相に代わる新たな首相に就任する見通しとなった。

・ユーロ円は3日ぶりに反落。欧州市場では独ロックダウン入りへの警戒感が高まり、一時128.69円まで売り込まれたものの、NY市場に入るとドル円の上昇につれた円売り・ユーロ買いがじわりと強まり129.32円付近まで値を戻した。




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