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2021年10月14日

ユーロドル、3日ぶりに反発

・ユーロドルは3日ぶりに反発。注目の9月米消費者物価指数(CPI)が前月比0.4%/前年比5.4%と予想の前月比0.3%/前年比5.3%を上回ったことが分かると、ドル買いで反応し一時1.1536ドル付近まで下げたものの、アジア時間に付けた日通し安値1.1528ドルが目先サポートとして働くと買い戻しが優勢に。米長期金利の指標である米10年債利回りが1.52%台まで低下したことを受けて、全般ドル売りが活発化すると、一時1.1597ドルと日通し高値を更新した。米30年債入札の好調な結果を受けて、米長期金利が低下傾向を強めたこともドル売りを誘った。
 なお、米連邦準備理事会(FRB)が公表した9月21日−22日分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では「11月の次回会合でテーパリング(量的緩和の縮小)開始を決めた場合、11月中旬か12月中旬に始めることができる」と議論した。また、テーパリングでは国債が月額100億ドル、MBSが月額50億ドルで実施される方針を議論したことが明らかになった。

・ドル円は5日ぶりに反落。予想を上回る米CPIを受けてドル買いが先行すると、一時113.80円と2018年12月以来約2年10カ月ぶりの高値を付けた。
 ただ、ドル買いでの反応は一時的ですぐに失速した。米長期金利の低下を受けて全般ドル売りが強まると、アジア時間の安値113.35円を下抜けて一時113.23円まで値を下げた。その後の戻りも113.50円付近にとどまり、引けにかけては再び弱含んだ。
 なお、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は「中央銀行は物価の責務を果たすため必要に応じて行動する」「中央銀行は一過性のインフレを注意して観察する」との声明を発表した。

・ユーロ円は5日続伸。ドル円の下落につれた売りが出て、24時前に131.00円付近まで下押ししたものの、アジア時間に付けた日通し安値130.89円がサポートとして働くと買い戻しが優勢に。ユーロドルの上昇につれた円売り・ユーロ買いが出たほか、一時は260ドル超下落したダウ平均が持ち直したことも相場の押し上げ要因となり、3時30分過ぎには131.47円と日通し高値を更新した。




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