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2021年03月05日

ドル円、続伸

・ドル円は続伸。米追加経済対策や新型コロナウイルスのワクチン普及による米経済正常化期待から米長期金利が上昇基調を維持。日米金利差拡大への思惑からNY市場に入っても円売り・ドル買いの流れが続いた。107.50円超えに観測されていたストップロス注文を誘発し、1時前には107.65円まで値を上げた。24時発表の1月米製造業新規受注が前月比2.6%増と予想の2.1%増を上回ったことも相場の支援材料。
 パウエルFRB議長は討論会で「FRBは目標達成のために強くコミット」「依然としてFRBの目標には程遠い」と述べ、金融緩和の継続する姿勢を強調したものの、長期金利の上昇については「一過性のインフレ加速に対して我々は慌てない」「市場が秩序のない状況になれば問題視するだろう」と述べるにとどまった。市場では「金利上昇へのけん制が期待するほど強くなかった」として、米10年債利回りが一時1.56%台まで急伸した。これを受けて為替市場では全般ドル買いが活発化し、ドル円は取引終了間際に一時107.99円と昨年7月1日以来の高値を付けた。

・ユーロドルは続落。パウエルFRB議長が講演でインフレ圧力の高まりに懸念を示さず、長期金利上昇の抑制策にも特に言及しなかったため、米長期金利が急上昇。主要通貨に対してドル高が進んだ流れに沿って、5時30分前に一時1.1962ドルと2月5日以来約1カ月ぶりの安値を付けた。

・ユーロ円は小幅ながら3日続伸。ドル円の上昇につれた円売り・ユーロ買いが優勢となり、1時30分過ぎに一時129.64円と本日高値を更新したものの、ユーロドルの下落につれた売りが出ると上げ幅を縮めた。

・カナダドル円は一時85.54円と2018年12月以来の高値を付けた。OPEC加盟国とロシアなど非加盟産油国でつくる「OPECプラス」がこの日の会合で協調減産の1カ月延長を決めると、WTI原油先物価格が一時5%超上昇。産油国通貨とされるカナダドルに買いが集まった。




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