→公式サイト「勝利の方程式」はこちら


2021年03月03日

ドル円、6日ぶりに小反落

・ドル円は6日ぶりに小反落。米10年債利回りが一時1.45%台まで上昇すると円売り・ドル買いが先行。市場では「米追加景気対策が間もなく成立するとの観測や、新型コロナワクチンの普及による早期の経済正常化に期待が強まる中で円売り・ドル買いの動きは根強い」との声も聞かれ、20時30分前に一時106.96円と昨年8月14日以来の高値を付けた。
 ただ、節目の107.00円の上抜けに失敗すると一転下落した。米10年債利回りが低下に転じたことも相場の重しとなり、一時106.68円と日通し安値を更新した。市場では「ロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに絡んだドル売りのフローが観測された」との指摘もあった。
 なお、ブレイナード米連邦準備理事会(FRB)理事は「市場動向に細心の注意を払っている」「経済は目標には程遠く、忍耐強さが必要」「債券購入の縮小までしばらく時間がかかる」などと述べた。

・ユーロドルは3日ぶりに反発。欧州市場では、米欧の金利差拡大を見込んだユーロ売り・ドル買いが優勢となり一時1.1992ドルと2月5日以来の安値を付けたものの、NY市場では底堅い動きとなった。米長期金利が低下に転じたことで手掛かりに全般ドル売りが進んだ流れに沿って、一時1.2094ドルと本日高値を更新した。ロンドン・フィキシングに絡んだドル売りのフローも観測されたほか、「欧州連合(EU)は新型コロナ対策のため加盟国に認めている財政規律の一時停止を2022年も継続する可能性が高い」との一部報道も好感された。
 なお、パネッタ欧州中央銀行(ECB)専務理事はこの日、「債券利回りの上昇を抑えるため、ECBは債券購入増額を躊躇すべきではない」との考えを示したものの、相場の反応は限られた。

・ユーロ円も3日ぶりに反発。日本時間夕刻に一時128.19円と日通し安値を付けたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢に。5時30分過ぎに一時129.08円と日通し高値を付けた。ユーロドルにつれた動きとなった。




FX 新時代のトレード戦略
マット今井(今井雅人)が直接コメント欄に返信する事はございません。
書き込みはブログ本文でのみ行います。
→公式サイト「勝利の方程式」はこちら(メルマガも配信中!)
★Twitter → http://twitter.com/imai_masato
名前:
URL:
  情報を記憶: 評価:  顔   星
 
 
 

スポンサードリンク






広告





livedoor Readerに登録
RSS
livedoor Blog(ブログ)