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2020年09月02日

ユーロドル、3日ぶり反落

・ユーロドルは3日ぶりに反落。しばらくは1.19ドル台後半での神経質な展開が続いていたが、NY勢が本格参入すると1.2000ドルの節目突破を狙った仕掛け的なユーロ買い・ドル売りが強まり、一時1.2011ドルと2018年5月2日以来約2年4カ月ぶりの高値を付けた。市場では「FRBが先週、ゼロ金利政策を長期化させる新たな指針を発表したことで、ドルの先安観が強まっている」との指摘があった。
 ただ、1.2ドル台では戻りを売りたい向きも多く滞空時間は短かった。節目の1.2ドル台に乗せた達成感からいったん利益を確定する目的の売りも出たようだ。8月米ISM製造業景気指数が56.0と予想の54.6を上回り、1年9カ月ぶりの高水準を記録したこともユーロ売り・ドル買いを促し、4時30分過ぎには一時1.1902ドルと日通し安値を更新した。
 なお、CFTCが前週末発表した8月25日時点の建玉報告によると、CMEの通貨先物市場で投機筋のユーロの対ドル持ち高は21万1752枚の買い越しと過去最大に。市場では「過熱感」を指摘する声も出ている。

・ドル円は小幅続伸。良好な米経済指標を受けてドル買い戻しが先行すると、前日の高値106.10円を上抜けて一時106.15円まで上値を伸ばした。ただ、米10年債利回りが低下に転じたため、ドルの上値は重かった。市場では「一目均衡表雲の下限106.40円がレジスタンスとして意識されている」との声も聞かれ、105.91円付近まで下押しする場面があった。
 なお、ブレイナードFRB理事はオンラインイベントで「最大雇用の実現とインフレ率を長期的に平均2%とする目標を達成するために、必要な緩和を提供することが重要」「FRBの金融政策が安定化から緩和にシフトすることが重要」との考えを示した。

・ユーロ円は反落。ユーロドルの上昇につれた買いが先行し、NY序盤に一時127.08円と19年3月1日以来1年半ぶりの高値を付けたものの、ユーロドルが一転下落するとユーロ円にも売りが出た。4時過ぎには一時126.14円と日通し安値を更新している。




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