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2020年08月13日

ユーロドル、上昇

・ユーロドルは上昇。欧州株相場の上昇や金先物相場の持ち直しなどを手掛かりにユーロ買い・ドル売りが先行。7月米消費者物価指数(CPI)が予想を上回ったことが分かると、米長期金利の上昇とともにドル買いが入り伸び悩んだものの、ムニューシン米財務長官が「キャピタルゲイン減税のためには法律の制定が必要」との見解を示すと、米減税政策への期待感が後退し再びドル売り優勢となった。欧米株価の上昇に伴うリスク・オンのドル売りも見られ、前日の高値1.1807ドルを上抜けると一時1.1816ドルまで上値を伸ばした。ただ、NY午後に入ると徐々に値動きが鈍った。新規材料難から様子見ムードが強まり、1.17ドル台後半で小動きとなった。
 なお、市場では「ドルショートが積み上がる中、一部ヘッジファンドはドルショートを解消し利益確定に動いている」との声が聞かれた。「ドルショートが極めて高水準になりつつあり、短期的なドルの反発リスクが高まっている」という。

・ドル円は4日続伸。ただ、NY市場に限ればもみ合いの展開だった。予想を上回る7月米CPIを受けて米長期金利の上昇とともに買いが先行すると一時107.01円と7月23日以来の高値を付けたものの、107円台では戻りを売りたい向きも多く滞空時間は短かった。ムニューシン米財務長官の発言を受けてドル売りが強まると一時106.69円付近まで下押しした。ただ、株高を背景にユーロ円などクロス円が上昇するとドル円にも買いが入り106.98円付近まで持ち直した。もっとも、米10年債入札後に米長期金利が上昇幅を縮めると再び上値を切り下げるなど、大きな方向感が見られなかった。
 なお、ペロシ米下院議長(米民主党)は「米追加経済対策巡る協議について我々はまだほど遠い場所にいる」などと発言。米政権と与野党の協議が難航しているとの見方が強まった。

・ユーロ円は続伸。欧米株価の上昇を背景に投資家のリスク志向が改善し円売り・ユーロ買いが優勢になった。24時前に一時126.21円と2019年4月18日以来約1年4カ月ぶりの高値を付けた。そのあとはユーロドルと同様に次第に値動きが細った。
 ダウ平均は一時350ドル超上昇し2万8000ドル台に乗せたほか、ナイト・セッションの日経平均先物は大証終値比340円高の2万3240円まで買われる場面があった。




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