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2020年07月23日

ユーロドル、4日続伸

・ユーロドルは4日続伸。米国はこの日、ヒューストン市にある中国総領事館の閉鎖を指示したと発表。対抗措置として中国も武漢市にある米総領事館の閉鎖命令を検討していると伝わった。欧州市場では米中対立の激化が懸念されて、リスク・オフのドル買いが優勢となり一時1.1507ドルまで売られる場面があった。
 ただ、NYの取引時間帯に入ると新型コロナウイルスのワクチン早期実用化への期待から、米国株相場が底堅く推移したため投資家のリスク回避姿勢が後退し、再びドル売りが優勢に。市場では「欧州の復興基金創設でユーロ圏景気が回復するとの期待が強まり、ユーロが買われやすい地合いだった」との声も聞かれ、一時1.1601ドルと2018年10月以来約1年9カ月ぶりの高値を付けた。もっとも、1.16ドル台では利食い売りなども出たため滞空時間は短かった。NY午後には一時1.1563ドル付近まで下押しする場面があった。
 主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスもNY序盤に一時94.83と3月9日以来の低水準を付けたあとは次第に下げ渋った。

・ドル円は反発。米中関係の悪化懸念から安く始まったダウ平均がコロナワクチンへの期待で持ち直すと、投資家のリスク志向が改善し円売りが優勢となった。ポンド円やスイスフラン円などクロス円の上昇につれた円売り・ドル買いも出て一時107.29円と日通し高値を付けた。なお、ポンド円は一時136.63円、スイスフラン円は115.41円まで値を上げた。

・ユーロ円は5日続伸。欧州序盤に一時123.06円と日通し安値を付けたあとは一転買い戻しが優勢となり、24時前に124.29円と6月5日以来の高値を付けた。ユーロドルにつれた動きとなった。

・カナダドルは堅調だった。対ドルでは一時1.3400カナダドルと6月11日以来の高値を付けたほか、対円では79.98円と6月10日以来の高値を付けた。全般ドル売りと円売りが進んだ流れに沿ったほか、6月カナダ消費者物価指数が予想を上回ったことがカナダドル買いを誘った。




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