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2020年01月06日

ドル円、5日続落

・ドル円は5日続落。米軍がイラクの首都バグダッドでイラン革命防衛隊の精鋭組織の司令官を殺害したと伝わり、中東情勢が緊迫化するとの警戒感が高まった。欧州時間には一時107.92円まで値を下げた。
 NY市場に入り、一時は360ドル超下落した現物のダウ平均が急速に下げ幅を縮めるとドル円にも買い戻しが入り108.27円付近まで下げ渋ったものの、24時発表の12月米ISM製造業景気指数が47.2と予想の49.0を下回り、10年ぶりの低水準を付けたことが分かると再び弱含んだ。NYタイムズの記者が「未確認ながら、イラクにある米軍基地が弾道ミサイルの攻撃を受けた」とツイートすると瞬間的に円買い・ドル売りで反応し、一時107.84円と昨年10月10日以来約3カ月ぶりの安値を付けた。
 もっとも、米中貿易協議進展への期待が根強い中、引けにかけては下げ幅を縮めている。「107円台では押し目を拾いたい向きもいる」との指摘もあった。
 なお、複数の米メディアによると「米政府は米兵3500人程度を中東地域に追加派遣する」。イラン革命防衛隊の精鋭組織「コッズ部隊」の司令官の殺害を踏まえ、同国による報復攻撃に備える狙いがある。ただ、イランは司令官殺害に猛反発しており、米軍増派はイランの挑発行動を助長する恐れもあるという。

・ユーロドルは続落。中東情勢の緊迫化への警戒から、「有事の買い」を集めるドルは円以外の主要通貨に対しては買い先行し、20時30分過ぎに一時1.1125ドルと日通し安値を付けた。ただ、そのあとは予想を下回る12月米ISM製造業景気指数がユーロ買い・ドル売りを誘い、一時1.1180ドルと日通し高値を付けている。
 12月10日−11日分のFOMC議事要旨では「現在の金融政策は適切」「大きな変化がない限り、金利は当面適切な水準」との見解が示されたが、相場の反応は限られた。

・ユーロ円は4日続落。20時30分過ぎに一時本日安値となる120.17円まで下げたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢となり120.75円付近まで持ち直した。ユーロドルにつれた動きとなった。




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