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2019年11月29日

ドル円、4日ぶり反落

・ドル円は4営業日ぶりに反落したものの、下値は堅かった。トランプ米大統領が「香港人権・民主主義法」に署名したことを受けて、中国は報復措置を取ると警告。両国間の貿易合意への期待が後退し、東京市場では一時109.33円まで売られる場面があった。欧州市場では「北朝鮮が日本海に向けて2発のミサイルを発射した」との報道を受けて、一時109.38円付近まで下げる場面があった。
 NY市場は感謝祭の祝日で休場だったが、欧州株やダウ先物が下げ幅を縮めたことでショートカバーがやや優勢に。ナイト・セッションの日経平均先物が70円上昇したことも相場の下支え要因となり、一時109.55円付近まで値を上げた。
 なお、「香港人権・民主主義法」成立について市場では「米中貿易協議を阻むものではないだろう」との見方もあった。「減速する中国経済を考えると、同国は米国と同じくらい貿易面での合意を必要としている」という。

・ユーロドルは小反発。米国市場が休場だったことから取引は閑散だった。今日の安値はアジア時間に付けた1.0999ドル、高値は欧州時間に付けた1.1018ドルで値幅は0.0019ドル程度と小さかった。

・ユーロ円は小幅ながら4日続伸。欧州株価の下げ渋りやドル円の上昇につれた円売り・ユーロ買いが出て、一時120.59円と日本時間早朝に付けた日通し高値に面合わせする場面があった。

・メキシコペソは行って来いの展開だった。原油価格の下落などを背景に産油国通貨とされるメキシコペソに売りが先行。ドルペソは一時19.6597ペソ、ペソ円は5.57円までペソ安に振れた。メキシコ中銀はこの日公表した11月14日の金融政策決定会合の議事要旨で「経済活動が予想よりも弱く、インフレが従来想定よりも早く冷え込む恐れがある」と指摘し、追加利下げの可能性を示唆した。
 ただ、引けにかけてはペソを買い戻す動きが優勢に。メキシコ株式相場が持ち直したことなどがペソの支援材料となり、ドルペソは一時19.4690ペソ、ペソ円は5.63円までペソ高が進んだ。




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