→公式サイト「勝利の方程式」はこちら


2019年09月19日

ドル円、上昇

・ドル円は上昇。FOMC結果公表を前にしばらくは108円台前半でのこう着状態が続いていたが、FOMC後は円売り・ドル買いが優勢となり、一時108.48円と8月1日以来の高値を更新した。
 FRBは今日まで開いたFOMCで、市場の予想通りFF金利の誘導目標を0.25%引き下げ1.75−2.00%にすると発表。メンバーの政策金利見通しでは2019年と20年は追加利下げを見込んでいないことが明らかになり、追加緩和期待がやや後退。米長期金利が上昇に転じたタイミングで全般ドル買いが優勢となった。ただ、17人のメンバーの内7人は年内にあと1回の利下げが適切との見方を示しており、今後の追加緩和の必要性を巡っては当局者の間で意見が割れた。そのためドル買いの勢いは緩やかだった。
 なお、パウエルFRB議長はFOMC後の記者会見で今回の利下げについて「米景気見通しを支え、リスクへの保険となる」と説明。「経済が弱まれば、さらなる連続利下げが必要になる可能性もある」と述べた。加えて「今後の政策方針は経済の進展次第」「不透明性が存在し、予想より早くバランスシートを拡大する可能性も」「我々が十分だと考えた時点で利下げを停止する」とも語った。

・ユーロドルは反落。米長期金利の低下に伴うユーロ買い・ドル売りが先行し一時1.1068ドル付近まで買われる場面もあったが、FOMC後はさえない展開に。FOMCは市場予想通り利下げを決定したものの、今後の利下げに関しては明言しなかった。市場関係者からは「マーケットにはややタカ派的との解釈が徐々に広がった」との声が聞かれ、一時1.1014ドルまでユーロ安・ドル高が進んだ。
 もっとも、パウエルFRB議長が金融緩和に柔軟な姿勢を見せると、全般ドル高が一服しユーロドルも下げ渋った。

・ユーロ円は小反落。ユーロドルが日通し安値を付けたタイミングで一時119.41円まで下げたものの、そのあとはドル円が上昇した影響を受けて下げ幅を縮めた。




FX 新時代のトレード戦略
マット今井(今井雅人)が直接コメント欄に返信する事はございません。
書き込みはブログ本文でのみ行います。
→公式サイト「勝利の方程式」はこちら(メルマガも配信中!)
★Twitter → http://twitter.com/imai_masato
名前:
URL:
  情報を記憶: 評価:  顔   星
 
 
 

スポンサードリンク






広告





livedoor Readerに登録
RSS
livedoor Blog(ブログ)