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2019年04月18日

ドル円、小反発

・ドル円は小反発。しばらくは112.00円を挟んだ狭いレンジ取引が続いていたが、NY終盤にやや強含んだ。「米中両政府は通商問題での合意締結に向けてさらに2回のハイレベル協議を予定」「米中首脳は5月下旬までに合意に署名する可能性がある」とのWSJ紙の報道を手掛かりに円売り・ドル買いが出たほか、トランプ米大統領が米中貿易協議に楽観的な見方を示したことが好感された。4時40分頃に一時112.12円付近まで買われ、東京市場で付けた日通し高値112.17円に迫った。
 とはいえ、今日の安値も東京時間に付けた111.92円で1日の値幅は25銭程度と小さかった。NY市場は111.93−112.12円のレンジで値幅は19銭程度だった。市場では「新規材料難で動意に乏しい」との声が聞かれた。
 FRBがこの日公表したベージュブックでは「米経済活動は僅か(slight)から穏やか(moderate)なペースで拡大」「いくつかの地区で成長が幾分強まっている」との見解が示された。

・ユーロドルは反発。欧州時間に一時1.1324ドルと12日の高値に面合わせする場面があったものの、NYの取引時間帯に限れば上値の重さが目立った。1.13ドル台では戻りを売りたい向きが多かったほか、独経済省が2019年GDP見通しを引き下げたことが引き続き意識された。23時過ぎには一時1.1291ドル付近まで下押しした。NY中盤以降は新規材料難から様子見ムードが広がり、徐々に値動きが鈍った。「週末のイースター休暇を前にポジションを一方向に傾けにくい」との指摘もあった。

・ユーロ円も反発したものの上値は重かった。日本時間夕刻に一時126.81円と日通し高値を付けたものの、すぐに失速。23時過ぎには126.39円付近まで押し戻された。ユーロドルにつれた動きとなった。

・カナダドル円は上値が重かった。2月カナダ貿易収支が29億カナダドルの赤字と前月から改善し、予想よりも強い数字となったことで買いが先行。21時30分過ぎに一時84.36円と日通し高値を付けた。ただ、そのあとは米国株やWTI原油先物価格の失速などをながめ円買い・カナダドル売りが優勢に。1時30分前に83.86円付近まで売られ値を消した。




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