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2019年03月07日

ドル円、小反落

・ドル円は小反落。12月米貿易収支が予想より弱い内容となったうえ、2018年の貿易赤字が10年ぶりの高水準となったため円買い・ドル売りが先行。前日の安値111.72円を下抜けて一時111.62円まで値を下げた。ただ、対カナダドル中心に米ドル高が進んだ影響を受けて、引けにかけては111.81円付近まで下げ渋った。
 なお、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁は「FRBは次の措置に動く前に様子見し、今後のデータを待つことが可能」「米GDPは2%前後まで減速すると予想」などと述べたが、相場の反応は限られた。
 また、ベージュブックでは12地区のうち10地区が「米経済活動は僅か(slight)もしくは穏やか(moderate)なペースで拡大した」と総括し、2地区は「横ばいだった」と指摘した。

・ユーロドルはほぼ横ばい。明日にECB定例理事会を控える中、関係者の話として「ECBはTLTROを正当化するためインフレ・成長見通しを引き下げる可能性」と伝わりユーロ売りが先行。22時30分頃に一時1.1286ドルと日通し安値を付けた。ただ、米貿易赤字の拡大や米10年債利回りの低下などを手掛かりにユーロ買い・ドル売りが進むと、一時1.1325ドルと日通し高値を付けた。
 明日の金融イベントを前に様子見ムードが広がり、方向感が出にくかった。今日一日の値幅は0.0039ドル程度で商いは盛り上がりに欠けた。

・ユーロ円は小幅ながら3日続落。ECB絡みの報道で22時30分頃に一時126.18円と日通し安値を付けたが、ユーロドルが持ち直すと126.54円と日通し高値を付けた。ただ、売買一巡後は徐々に値動きが鈍った。

・カナダドルは軟調だった。BOCはこの日、政策金利を1.75%のまま据え置くことを決めたと発表。市場の予想通りとなった。ただ、声明では「政策金利が中立レンジを下回ることが正当化されると判断」とし、これまでの「政策金利が次第に中立レンジに向けて上昇する必要」との文言を削除した。さらに「将来の利上げ時期を巡る不確実性が増した」との見解を示した。市場では「極めてハト派的な内容」と受け止められ、カナダドル売りが優勢となった。米ドルカナダドルは一時1.3457カナダドル、カナダドル円は83.00円までカナダドル安に振れた。




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