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2019年01月18日

ドル円、3日続伸

・ドル円は3日続伸。モルガンスタンレーの決算が低調だったことで時間外のダウ先物が下落するとつれる形で円買い・ドル売りが入り一時108.69円と日通し安値を付けた。ただ、22時30分発表の1月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数が17.0と予想の10.0を上回り、前週分の米新規失業保険申請件数が21万3000件と予想の22万件より強い内容だったことが分かると徐々に強含んだ。
 ダウ・ジョーンズ通信(DJ)が「米国は中国に課している追加関税の引き下げを議論」「ムニューシン米財務長官は関税の一部もしくは全部の撤回を提案している」と報じると、ダウ平均が260ドル超上昇し、ナイト・セッションの日経平均先物も260円上げた。全般リスク・オンの動きが広がり円売り・ドル買いが強まると、一時109.40円まで上値を伸ばした。
 ただ、米財務省が「財務長官が対中貿易関税の撤廃を提案」との報道を否定すると伸び悩んだ。DJの報道によると、ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表は反対姿勢を示しており、市場関係者からは「関税が実際に引き下げられるかどうかは見通しにくい」との声が聞かれた。

・ユーロドルは小幅ながら3日続落。時間外の米長期金利の低下などをながめユーロ買い・ドル売りが先行し一時1.1406ドルと日通し高値を付けたものの、良好な米経済指標をきっかけに一転下落した。米10年債利回りが上昇に転じたことも相場の重しとなった。市場では「ロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに絡んだユーロ売り・ドル買いのフローが出た」との指摘もあり、一時1.1370ドルの日通し安値まで値を下げた。

・ユーロ円は続伸。ドル円やポンド円の上昇につれた買いが先行したあとは、「米国が対中貿易関税の撤廃を検討」との報道をきっかけに全般円売りが進んだ流れに沿って、一時124.68円まで値を上げた。米財務省がこの報道を否定すると124円台前半まで伸び悩んだ。

・ポンドは全面高。英国の欧州連合(EU)離脱を巡る先行き不透明感は根強いものの、「強硬離脱」や「合意なき離脱」は回避されるとの期待から、ポンドは底堅く推移した。ポンドドルは一時1.3001ドルと昨年11月15日以来の高値を付けたほか、ポンド円は142.22円と12月19日以来の高値を更新した。また、ユーロポンドは0.8764ポンドと11月15日以来の安値を付けた。
 なお、レッドサム英下院議長は「メイ首相は21日に動議を提出し次の措置を表明する」と明らかにしたほか、「15日に否定されたメイ首相の離脱案の代替案を29日に審議し採決する予定だ」と述べた。




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