2018年12月14日
ユーロドル、小反落
・ユーロドルは小反落。欧州時間に一時1.1393ドルまで値を上げたものの、そのあとは独Ifo経済研究所による独経済成長見通しの下方修正や、「欧州中央銀行(ECB)は今晩の理事会で2019年インフレ見通しを下方修正するようだ」との一部報道を受けて徐々に弱含んだ。
ECBは市場の予想通り政策金利を現行の0.00%に据え置き、「2019年夏まで金利を変更しない予定」「利上げ開始後も再投資を継続する」「債券買い入れの終了を確認」との声明を発表した。
また、ドラギECB総裁が理事会後の記者会見で「最近の経済データは予想より弱い」「リスクバランスは下方向に傾きつつある」「先行きの成長は勢いがやや鈍化すると予想」などと述べ、経済の下振れリスクに言及。四半期ごとに発表する経済予測で成長率予想を下方修正したこともあって全般ユーロ売りが優勢となった。24時前に一時1.1331ドルと日通し安値を付けた。ただ、前日の安値1.1315ドルが目先サポートとして意識されると買い戻しが入り1.13ドル台後半まで下げ渋った。
・ドル円は反発。ユーロに対してドル高が進むと円に対してもドル買いが先行。前日の高値113.52円を上抜けて一時113.71円まで値を上げた。前週分の米新規失業保険申請件数が20万6000件と予想の22万5000件より強い内容となったことも相場の支援材料となった。
・ユーロ円は続伸。ドラギECB総裁のハト派的な発言を受けて23時前に一時128.71円と本日安値を付けたが、ドル円の上昇につれた買いが入ると129円台前半まで持ち直している。
・ポンドドルはもみ合い。12日の英保守党信任投票でメイ首相は信任を得て、留任することになった。半面、4割弱が不信任票を投じ、英EU離脱案への懸念は残るため相場は方向感が出なかった。なお、レッドソム英下院院内総務が発表した来週の下院審議予定に離脱案採決が含まれていなかったため、英EU離脱案に対する英下院での採決は年内に行われず、年明けとなることが明らかになった。
ECBは市場の予想通り政策金利を現行の0.00%に据え置き、「2019年夏まで金利を変更しない予定」「利上げ開始後も再投資を継続する」「債券買い入れの終了を確認」との声明を発表した。
また、ドラギECB総裁が理事会後の記者会見で「最近の経済データは予想より弱い」「リスクバランスは下方向に傾きつつある」「先行きの成長は勢いがやや鈍化すると予想」などと述べ、経済の下振れリスクに言及。四半期ごとに発表する経済予測で成長率予想を下方修正したこともあって全般ユーロ売りが優勢となった。24時前に一時1.1331ドルと日通し安値を付けた。ただ、前日の安値1.1315ドルが目先サポートとして意識されると買い戻しが入り1.13ドル台後半まで下げ渋った。
・ドル円は反発。ユーロに対してドル高が進むと円に対してもドル買いが先行。前日の高値113.52円を上抜けて一時113.71円まで値を上げた。前週分の米新規失業保険申請件数が20万6000件と予想の22万5000件より強い内容となったことも相場の支援材料となった。
・ユーロ円は続伸。ドラギECB総裁のハト派的な発言を受けて23時前に一時128.71円と本日安値を付けたが、ドル円の上昇につれた買いが入ると129円台前半まで持ち直している。
・ポンドドルはもみ合い。12日の英保守党信任投票でメイ首相は信任を得て、留任することになった。半面、4割弱が不信任票を投じ、英EU離脱案への懸念は残るため相場は方向感が出なかった。なお、レッドソム英下院院内総務が発表した来週の下院審議予定に離脱案採決が含まれていなかったため、英EU離脱案に対する英下院での採決は年内に行われず、年明けとなることが明らかになった。
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