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2018年12月13日

ユーロドル、3日ぶり反発

・ユーロドルは3営業日ぶりに反発。「イタリアは欧州連合(EU)に対して2%の財政赤字目標を提案する」との一部報道をきっかけにユーロ買い・ドル売りが先行。イタリア当局がこの報道を否定すると失速する場面もあったが、コンテ伊首相が「2019年予算案を巡り、財政赤字の対GDP比率を2.04%とする目標をEUに提案」と発言すると一時1.1387ドルまで上値を伸ばした。ポンドドルの上昇をきっかけに全般ドル安が進んだ影響も受けた。

・ポンドドルはしっかり。英保守党がメイ党首の不信任投票を行うことを決めたと伝わるとポンド売りが先行し、日本時間夕刻に一時1.2478ドルと2017年4月11日以来1年8カ月ぶりの安値を付けた。ただ、メイ英首相が不信任投票に立ち向かうと決意を表し、閣僚の多くが首相への支持を表明すると一転買い戻しが優勢に。「過半数が首相への支持を表明した」との一部報道が伝わると、ポンド買いが加速した。
 メイ英首相が与党・保守党の信任を獲得したと伝わると一時1.2672ドルまで上昇する場面があったがすぐに失速。1.2593ドル付近まで伸び悩んだ。投票前から過半数の議員がメイ氏の支持を表明済みと伝わっていたため、短期勢の利食い売りなどが出たようだ。

・ドル円は3日ぶりに反落。対ポンド中心にドル安が進んだ影響を受けて一時113.14円と日通し安値を付けている。もっとも、米国株相場が大きく上昇したこともあって、一本調子で円高・ドル安が進む展開にはならなかった。
 なお、ダウ平均は一時450ドル超上昇した。「米政権が問題視している中国の産業政策『製造2025』について、中国が見直しを計画している」との報道や、中国通信機器大手「ファーウェイ」の副会長が保釈されたことなどを受けて、通商摩擦をめぐる米中協議の進展期待が高まった。

・ユーロ円は反発。米国株高を背景に、投資家のリスク回避姿勢が後退すると円売り・ユーロ買いが出て一時128.86円と日通し高値を付けた。イタリア予算案修正報道なども相場の支援材料。




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