ユーロドル、3日続伸

・ユーロドルは3日続伸。ノボトニー・オーストリア中銀総裁が「欧州中央銀行（ＥＣＢ）は今年資産購入を終了するだろう」との見解を示すとユーロ買いが先行。一時1.2378ドルまで上値を伸ばした。その後、3月米卸売物価指数（ＰＰＩ）が予想を上回ったほか、ＥＣＢ報道官が「ノボトニー氏の見解は理事会の考えを表したものでない」と発言したことで1.2325ドルまで失速したが、下値は堅かった。

・ドル円は3営業日ぶりに反発。良好な米ＰＰＩやダウ平均の530ドル超高を支えに買いが進んだ。ＥＣＢ報道官がノボトニー・オーストリア中銀総裁の発言の火消しに回り、ユーロドルが失速したタイミングで107.40円まで上昇した。その後は107.20円を挟んだ神経質な動きとなった。

・ユーロ円は続伸。ノボトニー・オーストリア中銀総裁の発言やダウ平均の大幅高を支えに132.62円まで買われた。ＥＣＢ報道官がノボトニー氏の発言を否定したことで伸び悩んだが、次第に132.40円前後で方向感が出なくなった。

（ＧＩ24から引用）