ドル円、反落

・ドル円は反落。106円台半ばでのもみ合いとなっていたが、米国勢の参入後はやや売りが優勢となった。2月米小売売上高が予想より弱い結果となったことを受けて、21時30分過ぎには一時106.32円まで下押し。その後は106.60円付近まで切り返す場面も見られたが、高く始まったダウ平均が330ドル超の大幅安となったことで24時30分過ぎには106.07円まで再び売りに押された。もっとも、一巡後は株価の下落が一服した影響から106.30円台まで下げ渋った。

・ユーロドルは3営業日ぶりに反落。米小売統計後にドル売りが強まった場面では1.2397ドルまで上昇したものの、その後はユーロクロスの下げにつれて一時1.2347ドルまで下押し。ドラギ欧州中央銀行(ＥＣＢ)総裁がユーロ高に懸念を示したことが引き続き材料視されたが、ユーロクロスの売りが一巡すると1.2380ドル近辺まで切り返すなど一方的に売りが進む展開にもならなかった。

・ユーロ円は反落。ドル円や株安を手掛かりに24時30分過ぎには一時131.02円まで売りに押された。一方で、株安が一服すると131.60円台まで徐々に下値を切り上げた。

（ＧＩ24から引用）