ドル円、反発

・ドル円は反発。方向感が乏しく、111.80円を挟んだ一進一退の動きが続いた。23時30分過ぎに本日高値となる111.951円まで上昇する場面も見られたが、「石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）と非加盟産油国は減産の9カ月延長で合意した」との報道が伝わった後に原油先物相場が急落すると、資源国のクロス円の下げにつれて一時111.652円まで下押し。半面、ダウ平均が堅調に推移したことなどが相場を支えたため、売りの勢いも長続きしなかった。

・ユーロドルは横ばい。欧州時間に上値の重さを確認したことで売りが先行し、21時30分過ぎには一時1.11939ドルまで下押し。いったんは1.1220ドル台まで切り返したものの、コンスタンシオ欧州中央銀行（ＥＣＢ）副総裁が「全体的なリスクは下サイド」などと言及した影響もあって戻りは鈍かった。

・ユーロ円は続伸。125.20円台まで下げた後も戻りの鈍い展開が続くなど、総じてユーロドルにつれた動きとなった。

（ＧＩ24から引用）