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2016年11月18日

ドル円、反発

・ドル円は反発。欧州時間に一時108.80円台まで下げる場面があったが、NY時間は一転して買いが強まる展開となった。イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長が議会証言で「利上げは比較的早いことが適切だろう」などと述べたほか、前週分の米新規失業保険申請件数や10月米住宅着工件数、10月米建設許可件数が市場予想より強く米10年債利回りが一転上昇したことで買いが進行。その後もナイト・セッションの日経平均先物が220円高まで上げ幅を広げたほか、米10年債利回りが一段と上昇したことを支えに上値を試す動きとなった。引けにかけてバリアオプションが観測されていた110.00円を上抜けてストップロスを巻き込みながら一時110.18円と6月1日以来の高値を付けた。

・ユーロドルは9日続落。イエレンFRB議長が年内利上げの可能性を示唆したうえ、概ね良好な内容だった米経済指標を受けてドルが全面高となった。ほぼ一本調子で値を下げ、一時1.0620ドルと昨年12月3日以来の安値まで売り込まれた。
 なお、主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時100.97と2003年4月8日以来の高値を付けた。

・ユーロ円は反発。ドル円の上昇や株高を受けて一時は117.221円まで上げる場面があった。もっとも、ユーロドルが下落した影響も受けたため上値は限られた。

(GI24から引用)




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