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2015年12月04日

ユーロドル、大幅反発

・ユーロドルは大幅反発。欧州中央銀行(ECB)の金融政策発表後に買いが強まった。ECBはこの日、政策金利を現行の0.05%で据え置き、限界貸出金利を0.30%で据え置き、中銀預金金利を現行のマイナス0.20%からマイナス0.30%に引き下げたと発表。いずれも市場予想通りの結果となった。発表直後には4月13日以来の安値となる1.0523ドルまで下げる場面があったものの、すぐに材料出尽くしとして買い戻しが進んだ。その後の記者会見でドラギECB総裁は「資産購入プログラム(QE)を少なくとも2017年3月まで延長する」「QEの資産買い入れで再投資を行う」「資産買い入れ対象を地方債まで拡大」などと述べたが、市場で期待されていた「資産買い入れ額の増額」がなかったため、失望感からユーロ買いの動きが加速。目先のストップロスを誘発して、5時過ぎには1.0981ドルと11月3日以来の高値を更新した。

・ドル円は反落。ECBの金融政策発表後にユーロドルが急伸したことにつれて売りが進んだ。23時前に一時122.875円まで下げた後、いったんは米10年債利回りの上昇などを背景に買い戻しが入る場面もあったが、11月米ISM非製造業指数が予想より弱い結果となったことで再び売りが優勢に。その後もユーロドルの上昇につれた売りの流れが続いたほか、ナイト・セッションの日経平均先物やダウ平均の大幅下落も相場の重しとなり、5時前には122.30円と日通し安値をつけた。
 なお、イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長は「利上げの先送りは後の突然の引き締めリスクになる可能性」「突然の引き締めは景気後退のリスクになりかねない」などと述べたが、昨日の講演とほぼ同じ内容だったため相場への影響は限られた。

・ユーロ円は大幅に3日続伸。ECBの金融政策発表直後に129.90円まで下げる場面があったものの、その後はユーロが全面高となった流れに沿って買い戻しが優位に。1時30分過ぎには134.50円と10月22日以来の高値まで急ピッチで値を上げた。もっとも、買い一巡後は株安などを受けてリスク回避の円買いも入ったため、高値圏ながら伸び悩んだ。

(GI24から引用)




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