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2012年02月10日

ユーロドル上げ幅拡大

・ユーロドルは上昇。ギリシャの政党が追加の金融支援獲得に必要な財政緊縮策を受け入れることで合意したと伝わり、無秩序なデフォルトが回避されるとの見方からユーロが買われた。一時1.3322ドルと2011年12月12日以来の高値まで上げた。欧州中央銀行(ECB)の定例理事会後にドラギECB総裁が「大幅な下向きのリスクはもはや見えない」「調査が一時的な安定化の兆しを確認している」などと述べたこともユーロの支えとなったようだ。
ただ、ドラギECB総裁は注目のギリシャ債に関しては「保有するギリシャ債をどのように扱うかに関してはコメントを控える」「保有するギリシャ債に関してはコメントしたくない」などと発言し具体的な言及を避けたほか、ユンケル・ユーログループ議長やショイブレ独財務相が「9日のユーロ圏財務相会合ではギリシャに関して最終的な決定が下されることはない」との見解を示し、最終決定が見送られる見通しとなったため伸び悩んだ。市場参加者からは「アジア時間に買いを入れていたアジア系ソブリンネームから利益確定目的の売りが持ち込まれた」との声もあった。
なお、ECBは9日、アイルランド、スペイン、フランス、イタリア、キプロス、ポルトガル、オーストリア各国の中銀が民間銀行から受け入れる担保の範囲を拡大することを承認したと発表した。

・ドル円は3日続伸。米長期金利の上昇を受けて日米金利差拡大を意識した円売り・ドル買いが続いた。市場参加者からは「マクロ系ファンドから買いが入った」「米系シンクタンクが、来週の日銀金融政策決定会合でインフレターゲットが導入されるかもしれないとの見解を示したことをはやして円売り・ドル買いを進めている向きもあるようだ」との声が聞かれ、一時77.73円と1月26日以来の高値を更新した。

・ユーロ円は3日続伸。ギリシャが追加の金融支援を獲得できる可能性が高まったことや、ドル円が堅調に推移したことなどを受けた。一時103.282円と昨年12月12日以来の高値まで上げた。なお、ドル円同様にマクロ系ファンドからの買い観測があった。

(GI24から引用)








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