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2012年02月02日

ユーロドル反発

・ユーロドルは3営業日ぶりに反発。1日の欧州市場で、「ギリシャの債務交換交渉がまもなく合意に達する」との見方が広がりユーロ買いが強まった流れを引き継いだ。ニューヨーク市場では、米国株相場が堅調に推移したことを受けた買いが入ったほか、市場参加者から「ロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに向けて買いが入った」との声が聞かれ上げ幅を拡大。一時1.32187ドルまで値を上げた。
 しかし、1.32ドル台では戻り売りが目立ったこともあり、上値が重いと見た参加者から利益確定の売りが出て徐々に上値を切り下げた。また、ギリシャ財務省関係筋の話として「ギリシャ債務交換交渉の合意まであと数時間である」と報じられたにもかかわらず、国際金融協会(IIF)の見解として「ギリシャ債務に関して建設的な協議が続いている」「さまざまな要素の包括案が数日中に実現することを望む」などと伝わった。ギリシャの債務交換交渉の早期合意を期待して買い上がった向きから失望売りも見られ一時1.3144−47ドルまで下押しした。

・ドル円はほぼ横ばい。対欧州・オセアニア通貨でドル売りが強まったことにつれて一時76.027円と2011年10月31日以来の安値水準を付けた。ただ、76.00円に観測されているオプションのバリアに絡んだ防戦買いが下値を支えたほか、資源国のクロス円の買い圧力が高まったことが支えとなり値を戻した。米長期金利の上昇幅拡大も買いを促し76.35円まで値を上げ、持ち直す場面もあった。
 オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)とコンサルタント会社マクロエコノミック・アドバイザーズが発表した1月の全米雇用リポートで、政府部門を除く非農業部門雇用者数が前月比17万人増と、市場予想平均の18万2000人程度増を下回ったことや、米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した1月製造業指数が54.1と市場予想平均の54.5を下回ったことなどへの反応は薄かった。

・ユーロ円は5日ぶりに反発。ギリシャの債務交換交渉の合意期待が高まったことを背景に買いが先行した。米国株の上昇を背景に資源国のクロス円が大幅高となったことも円売り・ユーロ買いを誘った。一時100.70円まで上昇した。
 もっとも、ユーロドルと同様にIIFの見解が伝わると失望売りが出て上げ幅が縮まった。

(GI24から引用)








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