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2012年01月26日

実質ゼロ金利政策の期間を延長か

・ユーロドルは3日続伸。ギリシャ債務削減交渉が難航するなか、欧州株や時間外のダウ先物の下落に伴うユーロ売り・ドル買いが先行。一時1.2931ドルまで値を下げた。ただ、市場では「国際機関からのユーロ買い・ドル売りが入った」「ロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに向けた買いが入った」との指摘があり、次第に下値を切り上げた。
 米連邦準備理事会(FRB)はこの日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)後の声明で「少なくとも2014年後半までFF金利を異例の低水準にすることが正当化される可能性が高い」と指摘し、実質ゼロ金利政策の期間を前回の「13年半ば」から延長した。米金融緩和が長期化するとの見方から全般ドル売りが強まり、目先のストップロスを巻き込んで一時1.31209ドルまで急伸した。バーナンキFRB議長が「必要に応じて一段の措置を取る用意がある」「債券購入の選択肢は検討中」などと語ったこともユーロ高・ドル安につながった。
 なお、FOMCが公表したゼロ金利解除予測では、2012年が3人、13年が3人、14年が5人、15年が4人、16年が2人となったことが分かった。2012−13年のゼロ金利解除を予測する当局者がいたことで、持ち高調整のユーロ売り・ドル買いが出て一時1.3041−44ドルまで下押しする場面もあった。

・ドル円は続伸したものの、上値は重かった。2011年の日本の貿易収支が31年ぶりに赤字に転落したことなどを理由に円売り・ドル買いが先行。市場では「信託系の円売り・ドル買いが出た」との指摘があり、一時78.288円まで値を上げた。対ユーロなどでドル買いが進んだ影響も受けた。ただ、市場では「2011年11月29日の高値78.29円が上値の目処として意識されている」との指摘があり、そのあとは徐々に上値を切り下げた。FOMC声明を受けて米金融緩和が長期化するとの観測が強まると、ドル全面安の展開となり一時77.56円の本日安値まで下落した。

・ユーロ円は3日続伸。ユーロ安・ドル高につれた円買い・ユーロ売りが入り一時100.98円まで値を下げたものの、101円割れの水準では買いが厚くその後持ち直した。FOMC声明発表後にダウ平均が100ドル超上昇すると、円売り・ユーロ買いが優勢となり101.95円まで上値を伸ばした。ユーロドルの上昇につれた買いも入った。

(GI24から引用)








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