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2010年12月16日

金利一段高

・ドル円は続伸。84円台では日本の輸出企業などからの売り注文が厚く、上値の重さが嫌気されると徐々に上値を切り下げた。一時83.63−66円まで下押しした。ただ、売りが一巡すると買い戻しが優勢に。米ニューヨーク連銀が発表した12月のニューヨーク州製造業景気指数が10.57と市場予想を上回ったことを理由にドル買いが進んだほか、スペインやベルギーを筆頭にユーロ圏の信用不安が再燃しユーロ安・ドル高が進んだことも相場の押し上げ要因となった。米上院が大型減税(ブッシュ減税)の延長や失業保険給付の延長を盛り込んだ法案を賛成多数で可決したと伝わると、米長期金利が一段と上昇。11月29日の高値84.41円を上抜けてストップロスを巻き込むと、一時9月24日以来の高値となる84.51円まで上値を伸ばした。

・ユーロドルは続落。英雇用指標が予想より弱い内容となったことを理由に対ポンドでユーロ高が進んだため、1.33ドル台後半まで値を戻す場面があったが、買い戻しが一巡すると次第に上値を切り下げた。米格付け会社ムーディーズがスペイン国債の格付けを引き下げる方向で見直すと発表したことで、欧州の信用不安が改めて意識されており米国勢からもユーロ売りが出た。複数の米経済指標の改善などを受けて全般的にドルが買い戻される中、米上院が減税措置延長法案を可決したと分かると、米長期金利が上昇し一時1.3208ドルまで下げた。市場では「1.3280ドルより下の水準に観測されていたストップロスを誘発し下げ足を速めた」との指摘があった。

・ユーロ円は4営業日ぶりに反落。ドル円の上昇につれた円売り・ユーロ買いが相場の支えとなり一時112.15円まで値を上げたものの、その後失速。欧州の財政不安が再燃していることが上値を抑えたほか、高く始まった米国株価が下げに転じたことが重しとなり一時111.22円まで値を下げた。

(GI24から引用)








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