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2009年05月13日

ユーロドル一時1.37ドル

 ドル円は3日続落。目先のストップロスを巻き込んで、一時4月28日以来の安値となる96.11円まで値を下げた。欧州市場の流れを引き継いで売りが先行。ドル全面安の地合いとなったことを受けた。その後は、高く始まったダウ平均株価が一時50ドル超下落したことが相場の重しになった。
 ただ、ダウが引けにかけて持ち直したことを受けてショートカバーが入ったため、やや下げ幅を縮小して取引を終えた。

 ユーロドルは反発。欧州市場でドル全面安となった流れを引き継いで始まった。一時3月23日以来の高値となる1.3708ドルまで値を上げた。ただニューヨーク市場ではドル安ペースが速かった反動が出て、一段のユーロ高・ドル安には歯止めがかかった。ダウが一時下落したため、リスク資産圧縮目的のユーロ売り・ドル買いも出た。1.3587ドル付近まで下押しした。
 ウェーバー独連銀総裁がミュンヘンでの講演で、「民間セクターの債務について追加購入は必要ない」、「現状を踏まえれば、現在の主要金利の水準は適切である」などと述べたことを受けて1.3682ドル付近まで買いが入る場面があったが、反応は一時的だった。

 ユーロ円は続落。一時130.75円まで下落した。ドル円の下落につれた売りが出たほか、ダウが一時売り込まれたタイミングでリスク資産圧縮目的の円買い・ユーロ売りが入った。もっとも、ダウが引けにかけて持ち直したことから、次第にショートカバーが優勢となった。

(GI24から引用)







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