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2007年04月

2007年04月30日

中国預金準備率引き上げ

29日に中国人民銀行が預金の準備率を上げた。預金の準備率を上げるということは、民間銀行が中央銀行に対して預けるお金が増えるということで、それだけ市中からお金が吸い上げられるので、金利を上げるのと同じ効果がある。

今回の引き上げで約1700億元(日本円にして約2兆6300億円)の引締め効果がある。ちなみに、最近の中国の政策変更をご紹介しておく。参考にしてほしい。

この1年、かなり引締めを行ってきているが、株価も上昇し、景気も過熱が止まらず、効果ででていないことがよくわかると思う。

  政策手段 目標レート 前回からの変化 方向
2007/4/29 預金準備率 11.00% 0.50% 引締め
2007/4/5 預金準備率 10.50% 0.50% 引締め
2007/3/17 貸出レート 6.39% 0.27% 引締め
2007/2/16 預金準備率 10.00% 0.50% 引締め
2007/1/5 預金準備率 9.50% 0.50% 引締め
2006/11/3 預金準備率 9.00% 0.50% 引締め
2006/8/18 貸出レート 6.12% 0.27% 引締め
2006/7/21 預金準備率 8.50% 0.50% 引締め
2006/6/16 預金準備率 8.00% 0.50% 引締め
2006/4/28 貸出レート 5.85% 0.27% 引締め
2004/10/28 貸出レート 5.58% 0.27% 引締め
2004/4/12 預金準備率 7.50% 0.50% 引締め

 

 



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新興国の怖さ

 30日の外国為替市場では、トルコリラがドルに対して一時4下落した。同時にトルコリラ円も89円台半ばから一気に85円台にまで急落している。

 穏健イスラム政党の与党公正発展党(AKP)のアブドラ・ギュル外相が、次期大統領選挙に勝利しそうな勢いになってきたことに対して、軍が介入してこれを、阻止する意向を示したことで政治不安が高まったことで原因である。

 こういう政治の混乱、特に軍が絡んでくると、トルコの念願であるEUへの参加が益々困難になってくる。

 まあ、これをもってトルコリラが大きく下落し続けるということはないであろう。昨年、タイで軍がクーデターを起こしたときも、タイバーツの下落は一時的なものに終わっている。

 新興国では、経済とともに、政治体制も脆弱でるケースがしばしばある。新興国に投資するときは、常にこういうリスクを抱えていることをわかった上で、臨むというのは大原則である。



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為替市場は休まない

 いよいよ、ゴールデンウィークが始まり、本日も東京は休暇である。しかし、幸か不幸か為替市場に休みはない。土日を除くと、一年で全く市場が閉まる日は1月1日たったの1日である。その他は毎日、しかも24時間ずっと開いている。銀行時代も日本株や、日本の債券を取引している人を随分とうらやましく思ったものだ。しかし、トレードが好きな人にとっては、いつでも取引ができるので、こんな絶好の市場はない。

 しかも、この証拠金の取引ができるまでは、我々もポケットロイターという端末を持ち歩いていたが、東京から100km程度の範囲しか入らないので、旅行に行くと全く動きがわからなくなってしまうという不便さに苦しんでいた。

 しかし、今の個人投資家は本当に恵まれている。いつ、どこでもレートやニュースをチェックできる。本当にいい環境になった。

 (旅行先で相場を気にするのが、いいのかどうかわからないが)

 それでも今週は、日本の投資家がお休みなので、どうしても円売りの勢いが低下しがちである。気長にやるしかなさそうだ。



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2007年04月28日

IMMポジション分析

 週末に発表されたIMMポジションを見てみよう。ポンドやユーロの買いが増えていることが特徴であろう。それと、カナダドルがこれだけ上昇してきているにもかかわらず、依然売りポジションになっていることも意外な気がする。

オセアニア通貨では、ちょっと高値警戒感がでてきていることがわかる、


                                  (4月24日)                        (4月17日)
円                              ▲8万1772                       ▲7万0519
ユーロ                            11万1282                        10万6770                         
英ポンド                         7万0066                          5万9667
オーストラリアドル               7万6477                          7万8317
ニュージーランドドル            2万1103                          2万3097
カナダドル                      ▲1631                           ▲1万5991
スイスフラン                     ▲1万6851                       ▲2万2372
メキシコ・ペソ                        5729                            9759



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2007年04月27日

無風の展望レポート

 日銀の展望レポートが発表になった。結果は無風。

景気に対する見方は若干強気になっているものの、物価に関しては、前回より下目に見ている。これでは、早期利上げの雰囲気は伝わってはこない。

 やはり、利上げは8月というのが順当なところであろう。今回は波乱はなかった。

 

――対前年度比、%。
図



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ヘッジファンドの勇み足

 先日N証券主催のヘッジファンドセミナーがあり、そこで来日したヘッジファンドのファンドマネージャーたちは日銀の幹部に会って帰った。そのとき、日銀がかなり、利上げに強気だと思った彼らは、今度こそと円買いのポジションをとった。メドレーレポートでも5月利上げ説が流されたことも追い風になったようだ。

本日は「展望レポート」期待が高まる1日となるところだった。ところが市場はそんなに簡単ではなかった。昨日、外貨投信関連の円売りと、ロシアの仕手がポンド円を大きく買ったことで、ドル円のショートがあぶりだされてしまった。彼らは119円台にロスッカットをおいていたので、それが次々についてしまったのである。外人はこの円安についていけていないので、どうしても円高のほうに勝負をしたくなりがちである。だから、去年も為替関連のファンドは殆どうまく行っていない。

 今度こそと思ったのであろうが、また勇み足になってしまった。後1時間で注目の「展望レポート」が発表される。内容をよく見ておきたい。



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今日から自分のブログを始めます

 みなさん、こんにちはマット今井こと、今井雅人です。今いろんなところでブログを書いているのですが、ちょっと書き過ぎて少しばらばらになってきた感じがするので、ある程度整理していくことにしました。

 それと、どうしても他の会社のサイト内で書いていると、内容にも若干制限があるので、もっと自由に書くためにも自分自身のブログを始めることにしました。

このブログを中心に書いていこうと思いますので、是非宜しく御願いします

 タイトルは「風を読む」ということで、相場の中に吹く風、世の中を流れている風、業界に流れる風などいろいろな風について。考えていきたいと思っています。

 



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2007年04月21日

プロフィール(自己紹介)

株式会社マットキャピタルマネージメント 代表取締役社長
今井 雅人 (いまい・まさと)

1962年生まれ 岐阜出身
上智大学卒業後、1985年に三和銀行入行
1987年よりディーリングの世界に入る。
1989年から5年間、シカゴにて通貨先物市場に傾倒し、多くの著名トレーダーと出会う。
日本に戻ってからは専ら為替部門に従事。
2004年3月までUFJ銀行の為替部門の統括次長兼チーフディーラーを勤めていたが一念発起して4月に独立。

心理学などを駆使した独自の手法で17年間1年もマイナスなく勝ちつづけた常勝トレーダー。
内外の投資家にも太いパイプを持つ。
元東京外為市場委員会委員、東京フォレックスクラブ理事歴任。



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