2023年03月29日
ドル円、反落
・ドル円は反落。米長期金利が低下に転じたタイミングで円買い・ドル売りが先行すると一時本日安値となる130.41円まで下げたものの、前日の安値でもある130.41円がサポートとして働くと買い戻しが優勢に。3月米消費者信頼感指数や3月米リッチモンド連銀製造業景気指数が予想を上回ったことも相場の下支え要因となり、23時30分前には131.18円付近まで持ち直した。
ただ、高く始まったダウ平均が130ドル超下落すると円買い・ドル売りが再び強まり、3時前には130.57円付近まで押し戻された。
・ユーロドルは続伸。欧米の金融システム不安が後退したことやユーロ圏経済の底堅さを背景に、欧州中央銀行(ECB)が利上げを継続するとの観測が高まりユーロ買い・ドル売りが進んだ。21時30分過ぎには一時1.0847ドルまで上げた。
米経済指標が予想を上回ったことが伝わると1.0816ドル付近まで伸び悩む場面もあったが、下押しは限定的。引けにかけては再び買いが優勢となり、5時前には1.0849ドルと日通し高値を更新した。
・ユーロ円は小反落。金融システムを巡る懸念が和らぐ中、欧州市場では142.15円の本日高値まで買われる場面があった。ただ、NY市場に限ればドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は方向感が出なかった。
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ただ、高く始まったダウ平均が130ドル超下落すると円買い・ドル売りが再び強まり、3時前には130.57円付近まで押し戻された。
・ユーロドルは続伸。欧米の金融システム不安が後退したことやユーロ圏経済の底堅さを背景に、欧州中央銀行(ECB)が利上げを継続するとの観測が高まりユーロ買い・ドル売りが進んだ。21時30分過ぎには一時1.0847ドルまで上げた。
米経済指標が予想を上回ったことが伝わると1.0816ドル付近まで伸び悩む場面もあったが、下押しは限定的。引けにかけては再び買いが優勢となり、5時前には1.0849ドルと日通し高値を更新した。
・ユーロ円は小反落。金融システムを巡る懸念が和らぐ中、欧州市場では142.15円の本日高値まで買われる場面があった。ただ、NY市場に限ればドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は方向感が出なかった。

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2023年03月28日
ドル円、4日ぶり反発
・ドル円は4営業日ぶりに反発。「米地銀ファースト・シチズンズ・バンクシェアーズは経営破綻したシリコンバレー銀行(SVB)を買収することで合意した」との報道が伝わると、金融システム不安に対する強い警戒感が和らぎ欧米株相場が底堅く推移。投資家のリスク回避姿勢が後退し円売り・ドル買いが優勢となった。「米当局は地銀への緊急融資制度の拡充など支援策を検討している」と伝わったことも円売り・ドル買いを促し、一時131.76円と日通し高値を更新した。
なお、米連邦準備理事会(FRB)はこの日、明日28日に米上院銀行委員会公聴会に出席するバーFRB副議長(銀行監督担当)の冒頭証言を公表。バー副議長は「システムを安全かつ健全に保つために必要なら、金融機関の規模にかかわらず、すべての手段を使う用意がある」と表明する。
・ユーロドルは3日ぶりに反発。金融システム不安に対する過度な警戒感が和らぐ中、先週末に大きく売られたドイツ銀行が大幅反発すると、投資家心理が改善しユーロ買い・ドル売りが優勢となった。5時過ぎには一時1.0800ドルと日通し高値を更新した。
・ユーロ円は4日ぶりに反発。欧州時間発表の3月独Ifo企業景況感指数が予想を上回ったことを受けて円売り・ユーロ買いが先行。ダウ平均が一時320ドル超上昇すると、投資家のリスク回避姿勢が後退し円売り・ユーロ買いがさらに進んだ。3時30分過ぎには一時142.22円と日通し高値を更新した。
ユーロ円以外のクロス円も上昇が目立った。ポンド円は一時161.85円、豪ドル円は87.54円、カナダドル円は96.50円、スイスフラン円は143.74円、メキシコペソ円は7.18円まで値を上げた。
・代表的な暗号資産(仮想通貨)であるビットコインは急落した。対ドルでは一時2万6543ドル前後まで下落したほか、対円では349万円台まで売られた。「米商品先物取引委員会(CFTC)は大手仮想通貨取引所バイナンスと同社CEOのチャンポン・ジャオ氏を規制違反の疑いで提訴した」との報道が嫌気された。なお、バイナンスが発行するバイナンスコインも下落した。
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なお、米連邦準備理事会(FRB)はこの日、明日28日に米上院銀行委員会公聴会に出席するバーFRB副議長(銀行監督担当)の冒頭証言を公表。バー副議長は「システムを安全かつ健全に保つために必要なら、金融機関の規模にかかわらず、すべての手段を使う用意がある」と表明する。
・ユーロドルは3日ぶりに反発。金融システム不安に対する過度な警戒感が和らぐ中、先週末に大きく売られたドイツ銀行が大幅反発すると、投資家心理が改善しユーロ買い・ドル売りが優勢となった。5時過ぎには一時1.0800ドルと日通し高値を更新した。
・ユーロ円は4日ぶりに反発。欧州時間発表の3月独Ifo企業景況感指数が予想を上回ったことを受けて円売り・ユーロ買いが先行。ダウ平均が一時320ドル超上昇すると、投資家のリスク回避姿勢が後退し円売り・ユーロ買いがさらに進んだ。3時30分過ぎには一時142.22円と日通し高値を更新した。
ユーロ円以外のクロス円も上昇が目立った。ポンド円は一時161.85円、豪ドル円は87.54円、カナダドル円は96.50円、スイスフラン円は143.74円、メキシコペソ円は7.18円まで値を上げた。
・代表的な暗号資産(仮想通貨)であるビットコインは急落した。対ドルでは一時2万6543ドル前後まで下落したほか、対円では349万円台まで売られた。「米商品先物取引委員会(CFTC)は大手仮想通貨取引所バイナンスと同社CEOのチャンポン・ジャオ氏を規制違反の疑いで提訴した」との報道が嫌気された。なお、バイナンスが発行するバイナンスコインも下落した。

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2023年03月25日
ドル円、小幅ながら3日続落
・ドル円は小幅ながら3日続落。欧州市場ではドイツ銀行の株価急落などで金融不安が再び高まり、リスク・オフの円買い・ドル売りが優勢となった。19時過ぎには一時129.64円と2月3日以来の安値を付けた。
ただ、NY市場に入ると買い戻しが優勢となった。一時3.2799%前後と昨年9月13日以来約半年ぶりの低水準を記録した米10年債利回りが3.39%台まで戻したことが買い戻しを誘ったほか、3月米製造業・サービス部門PMI速報値が予想を上回ったことが相場の支援材料となった。2時前には130.90円付近まで買われ、アジア時間に付けた日通し高値130.94円に迫った。下落して始まった米国株が持ち直したことで、投資家のリスク回避姿勢が和らいだことも円売り・ドル買いを促した。
なお、ブラード米セントルイス連銀総裁はこの日、「経済が好調を維持し、金融セクターのストレスは緩和される見通しであることから、インフレ抑制に向けて予想以上の高金利が必要になる可能性が高い」「年末の政策金利の見通しを5.50−5.75%にした」などと発言。今年の米連邦公開市場委員会(FOMC)では投票権がないものの、21−22日のFOMC後にFRB高官が公の場で話したのは初めてとあって、ドル買いを誘った面もあった。
また、イエレン米財務長官は金融安定監視評議会(FSOC)の緊急会合を開催するため米金融監督当局の責任者らを招集。市場では「この会合は非公開だったが、株の買い戻しにつながったようだ」との声が聞かれた。
・ユーロドルは続落。クレディ・スイスの救済買収後も世界的な金融システムへの不安が拭えず、銀行株中心に欧州株が下落すると、投資家のリスク回避姿勢が強まり、ユーロ売り・ドル買いが進んだ。20時過ぎには一時1.0713ドルと日通し安値を更新した。ただ、NY市場に限れば1.07ドル台半ばでのもみ合いに終始した。
・ユーロ円は3日続落。欧州銀行の経営不安で欧州株が下落するとリスク回避の円買い・ユーロ売りが優勢となり、19時過ぎに一時139.07円と日通し安値を更新したものの、NY市場では140.85円付近まで買い戻された。ドル円につれた動きとなった。
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ただ、NY市場に入ると買い戻しが優勢となった。一時3.2799%前後と昨年9月13日以来約半年ぶりの低水準を記録した米10年債利回りが3.39%台まで戻したことが買い戻しを誘ったほか、3月米製造業・サービス部門PMI速報値が予想を上回ったことが相場の支援材料となった。2時前には130.90円付近まで買われ、アジア時間に付けた日通し高値130.94円に迫った。下落して始まった米国株が持ち直したことで、投資家のリスク回避姿勢が和らいだことも円売り・ドル買いを促した。
なお、ブラード米セントルイス連銀総裁はこの日、「経済が好調を維持し、金融セクターのストレスは緩和される見通しであることから、インフレ抑制に向けて予想以上の高金利が必要になる可能性が高い」「年末の政策金利の見通しを5.50−5.75%にした」などと発言。今年の米連邦公開市場委員会(FOMC)では投票権がないものの、21−22日のFOMC後にFRB高官が公の場で話したのは初めてとあって、ドル買いを誘った面もあった。
また、イエレン米財務長官は金融安定監視評議会(FSOC)の緊急会合を開催するため米金融監督当局の責任者らを招集。市場では「この会合は非公開だったが、株の買い戻しにつながったようだ」との声が聞かれた。
・ユーロドルは続落。クレディ・スイスの救済買収後も世界的な金融システムへの不安が拭えず、銀行株中心に欧州株が下落すると、投資家のリスク回避姿勢が強まり、ユーロ売り・ドル買いが進んだ。20時過ぎには一時1.0713ドルと日通し安値を更新した。ただ、NY市場に限れば1.07ドル台半ばでのもみ合いに終始した。
・ユーロ円は3日続落。欧州銀行の経営不安で欧州株が下落するとリスク回避の円買い・ユーロ売りが優勢となり、19時過ぎに一時139.07円と日通し安値を更新したものの、NY市場では140.85円付近まで買い戻された。ドル円につれた動きとなった。

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2023年03月24日
ドル円、続落
・ドル円は続落。前週分の米新規失業保険申請件数が予想より強い内容だったことが分かると、円売り・ドル買いが先行。21時30分過ぎに一時131.66円と日通し高値を付けた。
ただ、買い一巡後は徐々に上値が重くなった。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を受けて、米連邦準備理事会(FRB)の利上げ停止が近いとの観測が高まる中、ドル売りが出やすい面があった。一時は480ドル超上昇したダウ平均が下げに転じると、リスク回避の円買い・ドル売りが強まり、4時30分前に130.32円と2月10日以来の安値を更新した。
なお、前日に「預金保険の上限引き上げは検討していない」との考えを示していたイエレン米財務長官が本日の議会証言では「正当化される場合、預金保護のために追加措置を講じる用意がある」と発言すると、ダウ平均の持ち直しとともに131.03円付近まで下げ渋る場面があった。
・ユーロドルは6日ぶりに反落。欧州中央銀行(ECB)の利上げ長期化観測が高まる中、アジア市場では一時1.0930ドルと2月3日以来の高値を付けた。FOMCを受けて、米利上げ休止観測が強まったことも相場の支援材料。
ただ、NY市場では頭の重い展開だった。ECB理事会メンバーのクノット・オランダ中銀総裁が「ECBは5月の理事会で追加利上げを行う必要がある可能性」などと発言すると、1.09ドル台前半まで持ち直したものの、ダウ平均が下げに転じるとリスク・オフのドル買いが優勢となり、一時1.0825ドルと日通し安値を更新した。
・ユーロ円は続落。22時前に一時143.20円と日通し高値を付けたものの、ダウ平均の失速とともにリスク回避の円買い・ユーロ売りが強まると141.16円まで値を下げた。引けにかけては141円台後半まで下げ幅を縮めた。
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ただ、買い一巡後は徐々に上値が重くなった。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を受けて、米連邦準備理事会(FRB)の利上げ停止が近いとの観測が高まる中、ドル売りが出やすい面があった。一時は480ドル超上昇したダウ平均が下げに転じると、リスク回避の円買い・ドル売りが強まり、4時30分前に130.32円と2月10日以来の安値を更新した。
なお、前日に「預金保険の上限引き上げは検討していない」との考えを示していたイエレン米財務長官が本日の議会証言では「正当化される場合、預金保護のために追加措置を講じる用意がある」と発言すると、ダウ平均の持ち直しとともに131.03円付近まで下げ渋る場面があった。
・ユーロドルは6日ぶりに反落。欧州中央銀行(ECB)の利上げ長期化観測が高まる中、アジア市場では一時1.0930ドルと2月3日以来の高値を付けた。FOMCを受けて、米利上げ休止観測が強まったことも相場の支援材料。
ただ、NY市場では頭の重い展開だった。ECB理事会メンバーのクノット・オランダ中銀総裁が「ECBは5月の理事会で追加利上げを行う必要がある可能性」などと発言すると、1.09ドル台前半まで持ち直したものの、ダウ平均が下げに転じるとリスク・オフのドル買いが優勢となり、一時1.0825ドルと日通し安値を更新した。
・ユーロ円は続落。22時前に一時143.20円と日通し高値を付けたものの、ダウ平均の失速とともにリスク回避の円買い・ユーロ売りが強まると141.16円まで値を下げた。引けにかけては141円台後半まで下げ幅を縮めた。

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2023年03月23日
ドル高の材料を失った
FOMCを受けて、マーケットはこの先ドルを買う大きな材料を失ったことになります。では、他になにかドル買いの材料はないかと考えてみますと、現在の金融に対する不安感が払しょくされれば、短期的なドル買いの材料にはなるかもしれません。しかし、それは一時的なものであって、中期的なドル買い材料が今のところ見当たりません。ドル円が127円台から137円台にまでドル高になったのは、アメリカの利上げのペースが思ったほど減速せず、まだまだ利上げが続きそうだとのムードが広がったためでした。
今回のFOMCの結果で、そういうことも期待できなくなってきました。であれば、今後の可能性としては、ドル安方向に向かうほうが高いという結論になります。言い方を変えれば、ドル安に向かうかどうかは定かではないにしても、ドル高とドル安の可能性を比較すれば、ドル安方向のほうが可能性は高そうだということは言えるのではないかと思います。
以上のことを踏まえて、当面はドル円、ユーロドルでのドル売り戦略を推奨したいと思います。上手くすれば、再び127円を見ることもあるのではないかと考えています。
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今回のFOMCの結果で、そういうことも期待できなくなってきました。であれば、今後の可能性としては、ドル安方向に向かうほうが高いという結論になります。言い方を変えれば、ドル安に向かうかどうかは定かではないにしても、ドル高とドル安の可能性を比較すれば、ドル安方向のほうが可能性は高そうだということは言えるのではないかと思います。
以上のことを踏まえて、当面はドル円、ユーロドルでのドル売り戦略を推奨したいと思います。上手くすれば、再び127円を見ることもあるのではないかと考えています。

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ドル円、反落
・ドル円は反落。欧米の金融システム不安が後退する中、投資家のリスク志向が改善し円売り・ドル買いが先行した。アジア時間の高値132.78円を上抜けて、21時30分前には133.00円まで値を上げた。
ただ、注目のFOMC結果公表後は軟調な展開となった。FRBは今日まで開いたFOMCで、市場予想通り0.25%の利上げを実施。声明では「インフレ目標達成のため、継続的な利上げが適切になると予想する」とした前回までの表現を削除し、「幾分かの追加引き締めが適切となる可能性がある」との文言を採用した。利上げが近くいったん停止される可能性があることが示唆されたことで、米金利の低下とともにドル売りが進んだ。さらに、パウエルFRB議長が会見で「利上げ休止を検討した」と明らかにするとドル売りが加速し、4時前に131.03円まで値を下げた。
パウエル議長が「当局者らは今年の利下げを見込んでいない」「必要なら想定以上の利上げを実施する」と発言すると、131.68円付近まで下げ幅を縮める場面もあったが、戻りは鈍かった。イエレン米財務長官が「預金保険の適用範囲について、大幅な拡大は検討していない」と述べたことで、ダウ平均が一時540ドル超下落。リスク回避の円買い・ドル売りが優勢となり、5時過ぎに131.01円と日通し安値を更新した。
・ユーロドルは5日続伸。ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁などECB高官の発言を受けて、欧利上げ長期化観測が高まるとユーロ買いが進行。FOMCで「利上げ休止」が検討されたことが伝わると、全般ドル売りが活発化し一時1.0912ドルと2月3日以来の高値を付けた。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時102.07と2月3日以来の低水準を付けた。
ただ、パウエル議長が「年内の利下げを基本シナリオとしていない」と述べ、量的引き締め(QT)についても「変更すべき兆候はない」と指摘するとドル買い戻しが進み、1.0853ドル付近まで伸び悩んだ。
・ユーロ円は3日ぶりに小反落。21時過ぎに一時本日高値となる143.63円まで値を上げたものの、ドル円が失速するとユーロ円にも売りが出た。米国株相場が下落するとリスク・オフの円買いも入り、一時142.31円と本日安値を付けた。
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パウエル議長が「当局者らは今年の利下げを見込んでいない」「必要なら想定以上の利上げを実施する」と発言すると、131.68円付近まで下げ幅を縮める場面もあったが、戻りは鈍かった。イエレン米財務長官が「預金保険の適用範囲について、大幅な拡大は検討していない」と述べたことで、ダウ平均が一時540ドル超下落。リスク回避の円買い・ドル売りが優勢となり、5時過ぎに131.01円と日通し安値を更新した。
・ユーロドルは5日続伸。ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁などECB高官の発言を受けて、欧利上げ長期化観測が高まるとユーロ買いが進行。FOMCで「利上げ休止」が検討されたことが伝わると、全般ドル売りが活発化し一時1.0912ドルと2月3日以来の高値を付けた。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時102.07と2月3日以来の低水準を付けた。
ただ、パウエル議長が「年内の利下げを基本シナリオとしていない」と述べ、量的引き締め(QT)についても「変更すべき兆候はない」と指摘するとドル買い戻しが進み、1.0853ドル付近まで伸び悩んだ。
・ユーロ円は3日ぶりに小反落。21時過ぎに一時本日高値となる143.63円まで値を上げたものの、ドル円が失速するとユーロ円にも売りが出た。米国株相場が下落するとリスク・オフの円買いも入り、一時142.31円と本日安値を付けた。

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